2泊3日4都さんぽ編、第5話です。
行程2日目は神戸市内をぐるっと散策しまくります。
2016年1月7日(2日目) 11:50 神戸市中央区 北野坂
前日、23:30に神戸のホテル入りしたせいか9時30分まで寝るという寝坊を引き起こし、観光開始は何と!もうお昼直前(笑)
ハプニングだらけの旅が多い僕としては何とものんびり平和な展開となってます。
2日目最初にやってきたのは、神戸中心地である三宮駅から、北側に歩いてすぐのところにある北野という地域。
主に明治時代に建てられたという洋館が多く現存する場所です。
鎖国解除と共に、神戸には多くの外国人が訪れたのだといいます。
当初は海沿いにある居留地(現在の名称は旧・居留地)に住んでいた方がほとんどだったのだそうですが、次第にそこが手狭になり、この北野の坂の上に住む方が増えていったのだそうです。
ここ数年で僕は函館・横浜と洋館巡りをしてきましたので、今回の神戸も洋館をみてみたいと思います。
しかし何だろうか。
スターバックスでさえこの佇まい・・・!
そして歩く方も何ともマダムな感じではありませんか。
普通にセブンイレブンがあったりもするのですが、それもやはりシックなデザインとなっています。
地域全体が洋館街のイメージを壊さない様にと努めているのがわかりますねー。
濃いグリーンとホワイトを基調としたツートンカラーのパラスティン邸。
いいなあ、この洋館。
ごちゃごちゃした現代のデザインよりも暖かみがある。落ち着き館も素晴らしいです。
こちらは北野のランドマーク的な存在でもある風見鶏の館。
ドイツの貿易商人G・トーマス氏が住んでいた館で、北野に現存する洋館では、唯一のレンガ造りだといいます。
こちらと、すぐ近くにある萌黄の館との2館共通チケットが存在するので、今回の旅ではこの2館を中まで入ってみたいと思います。
内部は何と写真OK
きちんと装飾された状態ですので、函館や横浜同様、何とも重厚でいてお洒落な雰囲気を味わうことが出来ます。
日本という極東の島国に来て、どんな暮らしになるだろうと不安もあったでしょうけど、G・トーマス氏はこんな立派な館の中に住む事が出来たということで、相当な力を持っていたのでしょうねえ。
さて、神戸を巡る上で避けては通れない事柄が一つあります。
それは今から21年前に起きた阪神淡路大震災です。
当時、僕は東京町田市に暮らす高校生でした。
陸上部の朝練習へと向かうため、朝早く起きてテレビをつけると、ヘリコプターからの映像で神戸の街が映し出されていました。
画面中央部には高架の高速道路そのものが横倒しになっているという、にわかには信じがたい状況。
当時、日本ではいくつか大きな地震があり、そのたびに崩れた家屋の映像は見ていましたが、それまでとは被害の規模が違うのが10代の僕にでもわかりました。
それから21年。初めて神戸を訪れるのですが、旅の途中、僕は何度も震災の事を考えさせられたので、その場面のたびに思った事を書いて行こうと思います。
その震災では、この風見鶏の館も大きなダメージを負った様です。
建物中にヒビが入ったり煙突が落下したりしたそうです。
現在では復旧していて、さらには新技術でレンガが崩れにくい様にしてあるとのことです。
さて、館内には明治時代、G・トーマス一家がどんな風に暮らしていたのかイメージ出来る様な物品がいくつかあります。
足漕ぎ式のミシンでしょうか。
こちらもテレビや資料でしか見た事ないのですが、うちの母親は子どもの頃こういうミシンを使っていたと言ってました。
時代は急速に電気化されたのですねえ。
ウェルカムボード。
これは当時の作品なのでしょうか?ポップながらも淡い色のチョイスの作品です☆
わお、ワインの戸棚が・・・。
何とも何ともオサレ。
今風のワインセラーよりもデザインとしてはカッコ良い!!
洋館巡り、やっぱり見所多くて楽しめます。
この風見鶏の館の次は、2館共通券で萌黄の館にも行ってみます。
(今回の使用カメラ:Canon ミラーレス一眼 EOS-M2)
それでは大阪編の串揚げクイズの答えです。
↑アスパラガスの串揚げ
↑雪見だいふくの串揚げ
↑ミニトマトの串揚げ
1番以外は衝撃的ですよね・・・(笑)