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信州松本暮らし6年目の日々

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『真冬の香川旅』最終回 豊島レンタサイクル アート巡り~旅の終わり

長きに渡った真冬の香川編、第11話。

最終回です。

 

↓前回

 

tokotoko-yuuki.hatenablog.com

 

1月11日 13:45 香川県 豊島 豊島美術館 

 

レンタサイクルで豊島(てしま)一周をしている中、変わったデザインの建物へとやってきました。

 

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スターウォーズ的なデザインのこちらは豊島美術館

 


ベネッセが出がける直島を中心としたアート施設のうちのひとつ。

館内は写真NGですが、屋外部分は撮れるます。

 

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小路を歩いていった先にメインとなる美術館があります。

ベネッセが関係しているせいか、若いスタッフさんがほとんどで、島の他の場所とは全く違った雰囲気です。

美術館とかベネッセとか書いてなかったら、新興宗教の建物かと勘違いしちゃうくらい、突然違う空間といった感じです。

(宗教を否定した意見じゃないからね!なんせ僕の祖先は祈祷師らしいし!)

 

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それにしても小路と周りの風景の融合が素晴らしい。

さすがはデザインを考えるのが本業の美術館だけはある。

あの女性一人旅の方とはこの後、島で何度も遭遇。

 

 

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美術館のスタッフさんに一枚撮っていただきました☆

後ろに見えているのが美術館のメインエリア。

ここは柱が一切ないワンフロアの広い空間となってました。

そこに天井から光が差し込み、風が通り抜け・・・

そしてテーマは水。

これはもう実際に見てみないとわからないものでした。

田舎の島に作る美術館としては前衛的です。

ここに内容は書きません。目で見て感じてください。

「ふーん」となるか、「わけわからん」となるか、「感動する」となるか。

これは人それぞれ違うと思います。

僕としては「床の材質」が何なのか気になりました。

 

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カフェ的な場所もあったので、ここで少し休憩をしつつ、レンタサイクルの残り2時間くらいの時間配分を考えます。

 

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もう一か所、この日やってるアート施設がある様なので、そこへ立ち寄りつつ、島一周を果たそう。

向かう施設の名前は。。。

 

心臓音のアーカイブ

 

ゴゴゴゴゴ…

 

 

 

豊島美術館を出発し、謎の施設「心臓音のアーカイブ」へ

 

豊島美術館からは港へ向けて一気に爽快な下り坂。

やっほーーい!!(*^▽^*)

あっという間に唐櫃(からと)という港へと辿り着きました。

 

 

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ゴゴゴゴゴ・・・

 

なんじゃこの港は・・・・(;・∀・)

いやでも何だか長閑で良い感じ。

 

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この港町を通過して少し行けば心臓音のアーカイブという恐ろしい施設に到着です。

 

「そんな簡単にこの唐櫃を抜けれるかな?」

な、なに?!Σ(゚Д゚)

 

 

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「通さん」

 

ちょ・・・通してくださいよ!(;´・ω・)

「ここを通りたければワシを越えてみせろ」

よぉし、脇をスリ抜けて行ってやる!こっちは自転車だぞー!!

 

「なんだいなんだい?強行突破するヤツがいるんならオイラも協力して通せんぼしちゃうよー?テシテシ(=^・^=)」

 

えっ?

ねこに増援が!!!

 

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「お前・・・今日は手伝って通せんぼしてくれるのか」

「テシテシ(=^・^=) 一緒にあの自転車ゆうきを足止めしよう」

「よし、作戦会議だ」

 

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「お!!なになに?!通せんぼすんなら僕らも手伝うよ!!」

 

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ちょっと待て!!!どんだけココに通せんぼネコがいるんだよ!!!

 

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そこへ右から別の観光客が自転車で向かってきました。

一斉にそちらの方を見るねこさんたち。

 

今だ!!!

 

スキをついて道の奥へと進んでいきます!

やったー!!ねこの通せんぼ!突破したぞ!!テシテシ!!!

 

「あーーー!!!ズルイ!!!!!」

 

「ゆうきとねこ 豊島プチ復活② 完(;・∀・)」

 

 

15:00 心臓音のアーカイブ到着

 

ねこの軍団を突破した先に待っていたのは細い田舎道。

 

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こ・・・こんなトコにアート施設なんてあるのか??

それとも心臓音のアーカイブって敵組織のアジトか何かなのか?

敵って誰だって感じだけど。

 

 

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これか、心臓音のアーカイブ

海と森に囲まれたモダンな建物。

こちらでは看護師さん風な制服を着たお姉さんが待ってました。

え・・・、なにここ。

 

心臓音のアーカイブ | アート | ベネッセアートサイト直島

 

暗闇の部屋で流れる大爆音の心臓音!!

ライブ用の大きなスピーカーが仕込まれている!!

心臓の脈拍音に合わせて裸電球が点滅!!

 

前衛的すぎんだろ!!(゚Д゚;)

 

しかも有料で心臓音を録音出来るってよ。

なんだかもうワケわからん。

まあ心臓病で手術したことのある僕としては少し思う部分はあったけどね。

 

残り32分で島を半周して自転車を返す

 

さて、こちらを出ると時刻は15時28分

レンタサイクルを返却するのは16時までと決まっているので、残り32分で島の残り半周をしなければなりません。

6~7キロあるんじゃないかな。しかもきっと坂だらけだよね。電動とはいえ。

 

いよーし!!行くぞ!

しかし問題は、一度さっきの猫の軍団の場所へと戻らなくてはいけないということ。

 

どうだろう、今度は通してくれるかな。

 

 

 

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ぐう。

 

寝てた(=^・^=)

 

よしじゃあ進むよ!!通してくれてありがとう!!

 

時間ないよ!!急げ急げ急げ~!!!

 

 

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路地をスリ抜けて、厳しい登坂を電動+自力で踏ん張り島の半周をします。

これ無理なパターンの時間じゃないだろうな?!

 

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 日が暮れていく瀬戸内海。

ヤバイ、島旅で日が暮れるとか怖すぎるぞ。

しかも帰りの道の方が、行きよりも遥かに田舎道。

 

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急ぐしかない!!

うおおおおおおおお!!!!!

息が切れ、喉もカラカラ。

 

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島の西へと太陽が落ち始める。

とはいえまだけっこう高い。

これなら暗くなる怖さは無さそう。

 

そして自転車を返す家浦港へと辿り着いた時間は何と・・・

 

15時58分

 

正にギリギリセーフ(;・∀・)

良かった~(;^ω^)

ギリギリ過ぎて体力使い果たして、到着の写真は撮り忘れ(笑)

 

16:10 カフェ「てしまのまど」にて休憩

 

さて、最終の高速艇までは少し時間があるので、この旅の最後の休憩です。

家浦港から歩いて3分ほどの場所にある「てしまのまど」というカフェ。

 

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古民家カフェ。というかガレージカフェ的な感じかな?

瀬戸内の情報発信などもしているカフェで落ち着くお店だよと、港に方に教えてもらい、一息つくことにします。

てしまのまどについて

 

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瀬戸内みかんケーキとコーヒーにて、ゆっくりとします。

おお、さすがは瀬戸内の島。みかんケーキ美味しいです。

 

ふと周りを見ると、今日豊島で遭遇したことある方ばかり。

どうやら皆さん、最終の船を待っている様です。

もちろん最後の船でも一緒となりました。

こうして各地から来た一人旅の方々がなんとなく一つ処に集まり、帰りの便も一緒というのは何だか不思議な感じです。

 

さて、最終の船の時間になったので、いよいよ豊島を出発です。

 

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この小さな船で一気に高松港まで帰れるとのことです。

いつもの様にモーター音が鳴り響き、船は豊島を離れます。

少しずつ小さくなっていく豊島。

いやあ、急きょ来た島だったけれど、本当に良い島だったなあ。

出来ればまたいつか来たい。

とっても良い時間が過ごせた。

ありがとう、豊島。

 

かくして僕の今回の旅は終わりです。

香川県を今回の旅先として選んだのは自分でも予想外だったのですが、強く思い出に残る3日間となりました。

あまり「香川行こうよ!!」ってなる人はいないと思うのですが、ハッキリと言ってしまいましょう。

 

良いとこだぜ!!香川!!行ってみなよ!!!

 

長きにわたる香川編、これにて完結です。

ありがとうございました!!!

 

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