長野県で有名なお寺と言って真っ先に思い浮かべるのはどのお寺でしょうか。
よほど捻った答えが好きな方でなければ、こう答えるのではないでしょうか。
長野県を訪れたことのない人でも知っている、全国区のお寺です。
この善光寺の名前の由来・・・ご存じでしょうか。
実はこれ、本多善光(ほんだ・よしみつ)という人の名前が由来なのです。
遥か昔、602年のこと。
この本多善光が、今で言う大阪の地で一光三尊という形式の立像を見つけ、長野県飯田市へと持ち帰ったのだそう。
立像は臼の上に置かれた。
すると、その臼が光を放ったのだという。
以来、その地は坐光寺と名付けられた。
41年後・・・
その立像は現在で言う長野市へと移された。
以来、そこは善光寺と名付けられ、現在に至ってもその名が残っているのである。
そして・・・
41年間、立像が安置されていた坐光寺は、こう名付けられた。
実は、善光寺へのお参りは、「善光寺と元善光寺の両方に行かなければ片参り」と言われていたりもします。
まあそれにも理由があるのですが、解説は簡単にココマデにしといて、元善光寺に訪れたお話の始まり始まりー。
元善光寺って何処にあるのかな??
さてさて元善光寺が何処にあるかというと・・・
善光寺からのMAPを表示してみると、あらびっくり。
車で高速使っても2時間30分くらいかかります!
その距離、約160キロ!!(゚Д゚;)
本州の幅の半分くらい移動しなけりゃ辿り着けない!!
これで同じ長野県内ってんだから驚きしかないよ。
(もはや名古屋の方が近いくらい)
ちなみに電車だと移動のために1日予定取っておいた方が良いレベルです。
(大体5時間はかかります)
元善光寺を訪れる
飯田市近くの高森町という地に行く機会があったので、やってまいりました元善光寺。
平日だという事もあり、静かな静かな雰囲気。
一礼して階段を登っていきたいと思います。
どんなお寺なんだろうね。
参道にはお団子屋さんが2店舗くらいな感じです。
善光寺の様な華やか賑やかな感じではなく、落ち着いた雰囲気。
僕は何年か前に善光寺には2度行っているので、いつかは元善光寺に来てみたいと思っていたんです。
階段を登ると境内です。
振り返ると飯田市の景色。
ちょっと階段登ってるから少し小高い。
向こう側にも山があるんだけど、あの辺に「蕎麦の城」がある感じなんだよね。
今度ちょっとこの南信州と言われてるエリアも探索していきたいなー。
そしてここが元善光寺。
おお、歴史を感じるなあ。
善光寺と違って渋い感じのお寺だね。
ここは中に入る事も可能なので、中で10分ほど静かに佇んでみました。
ふうーーーー。落ち着く。
いいなあ、こういう空間。
善光寺と同じく暗闇の中を進んで行くお戒壇巡りをする事も出来ます。
一人で来たので怖くて入れませんでしたが、暗闇の中を進んで錠前に触れる事が出来れば、仏さまと深い縁を結ぶ事が出来ると言われています。
思ったよりこじんまりとしていて、静かなお寺でした。
こういうお寺が好きな人は多いんじゃないかなあ。
善光寺に行った事がある方、まだまだ片参りですよ。
是非とも元善光寺にも訪れてみてほしいなって思いました。
この辺の他のスポットもどんどん訪れてみたいなー。
スポンサーリンク