長野県の様々な町を散歩する「とことこ信州」シリーズ。
初回は3月に旧軽井沢を巡りました。
第2回の今回は松本市内の北端に位置する、四賀地区を歩きます。
松本市四賀地区とは・・・
松本駅から自動車で約30分。
北西に20キロ程離れた位置にある地域、それが四賀地区。
実はここ、昭和30年~平成5年までの50年間、四賀村という村だった場所。
今は松本市に編入合併されていて、「旧四賀村」だとか「四賀地区」だとか言われている地域なのです。
とことこ信州、第2回の候補地を考えていたところ、ツイッターで交流のある”なかほし”さんがとてもキニナル記事を書いていました。
古民家カフェがあるのかあー。
そういう土地、歩いてみたいな!
そう思い、とことこ信州として巡ることにしました。
果たして、旧四賀村とは・・・
とことこ信州、第2回、スタートです!!
2019年4月29日 11:50松本市四賀支所
やってきました旧四賀村!!!
松本市民でも、なかなかここまでやって来る人はいないと思うほど中心地からは離れてますが、立派な支所に到着しました。
今回はこの支所を中心にして、前半戦は東側を。後半戦は西側を歩いて行こうと思います。
さてさて、今回はどんな散歩になるかな??
西へ向かう途中、不思議な空に出会う
歩きだして10分ほどした時。
空に妙なものが見えました。
何だろうあれは。
見たことのない空だ。
横に伸びる虹??
いや、少し湾曲しているか。
何だろうあれは一体。
見たことない現象だ。
ツイッターを開けてみると長野県周辺のタイムラインは一斉にこの現象を伝えていた。
その名は・・・
環水平アーク
翌日の長野県の新聞の1面を飾る事になるこの現象は、この日、長野各地で観る事が出来たそうです。
散歩の序盤に素敵なものが見れました。
西側へ国道143号線を歩いて行く
長閑な景色を歩きます。
ちなみにこの国道、この先へと車でずーっと行くと酷道になりますので、注意です。
夜は本気で恐ろしい道です。
山間の村・・・という感じの道。
とことこシリーズは、神奈川編で50回以上歩きましたけど、ここまでの田舎はそれほど多くありません。
久しぶりの田舎散歩に気持ちもゆったりします。ふうー。心地よい。
そんな気分良ければ水準点も大切にするよね。
って、水準点ってなんなん?
関東地方測量部って・・・ここは関東管轄なのか。
時々見るけどよくわからない。
Bio cafe COUDOさんでランチタイム
しばらく歩いて行くと、Welcomeの看板が・・・
どうやら右の道を進んで行くとカフェがある様です。
その名はビオ・カフェ・クド(Bio cafe COUDO)
本当にこんなトコにあるのかい・・・という気持ちで歩いて行くと・・・
あれかなあ?
何だかノボリがあるからお店っぽいけど、民家と言えば民家っぽい。
でも、そこへ向かっている車や人がいるから、お店みたいだ。
ちょっと、ほっとする。
建物の前まで行くと・・・
やはり”誰かの自宅の様”な佇まい。
ごめんくださーいと言いたくなる雰囲気。
門の様な場所をくぐると・・・
いや、やっぱり誰かの家でしょ!!(;・∀・)
「以前は都会で働いてたんだけどさ、ちょっと早めに引退して、ここ四賀地区に家を買ってリフォームして暮らしてんだよね。いや、けっこう良いよ?田舎暮らし。冬は寒いけど、四季を感じれるしね。都会の様なせかせかした感じはしないのも良いし。ついつい庭で野菜なんか作っちゃうんだよ。え?寂しかって?まあー少しは寂しいけどね。時々、息子が世田谷からやってくるんだよ。そういう時は楽しいよ!あ、そうだ、どう?時間あるならちょっと一緒に畑仕事していってみない?」
とか声かけられそうな気がしちゃうよ!(笑)
お店の中に入ると和のアンティークを感じる部屋が待っていました。
築100年という古民家を使ったピザとドーナッツを提供したお店なのだそう。
COUDOというのは「素直に」という意味で、食材そのまま素直な味を送るという意図があるんじゃないのかなーと思いながら席へ着きます。
レトロな洋風テイストもある席に座り、ランチセットでマルガリータを注文。
このサラダの野菜が美味しかった。
なんとなくアーティスティックな店員さんとちょっとした雑談をし、いよいよメインのお時間です。
ふわふわの生地としっかりとした味わいのマルガリータ!!
それでいてクセが少なくて食べやすいの!!
これは美味しい!!
すぐ決めた!!何を??リピーターとしてまた来る事をだよ!
大満足で東側散歩を終えました。
さあ一度、スタート地点だった四賀支所へと戻ります。
一度、四賀支所へと戻る。
反対側も同じように田舎道なのかな??
と思っていると・・・
ん??
善光寺街道??
え?ここ街道なの?
こんな標識があるということは・・・
宿場町があるの??
ちょっとワクワクしながら、散歩は後半戦へ進んで行きます。
→後篇へ続く
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