最近、長野県北部にお仕事で行く機会が多いのですが、長野県の北部をまとめて何と言うか知ってますか?
北信です。ホクシン。
北信州ってことですね。
その中で、須坂市という場所に行く機会があり、お昼休み時間に神社に立ち寄ってみました。
その名も墨坂神社。(スミサカジンジャ)
ん?
須坂市の墨坂神社??
もしかして須坂という地名の由来はこの神社だったりするのでしょうか。
調べてみると様々な研究がなされている様ですが、明確な答えはないようです。
墨坂という神社の名前が何かの理由でミが取れて発音されてしまい、それが地名になったという考えもある様ですが、神社の名前が漢字で墨坂って書いてあるだろうに、わざわざ須坂になる意味はちょっとよくわからない。
要は・・謎なのです。
そんな墨坂神社。
正面から入ってみたいと思います。
墨坂神社
こーーんな見通しの良い、大きな道沿いに墨坂神社はありました。
元々、ここに立ち寄るつもりで来たのではなく、仕事の道中で見つけ、とても気になったので休み時間を利用して来てみました。
一直線に奥へと続いていく参道。
けっこう長いです。
この広さ。きっとこの辺りでは有名な神社に違いない。
お祭りの時なんか良い雰囲気になるんじゃないかなあ。
こんな立派な神社、どんな歴史なんだろうと考えながら鳥居をくぐる。
調べてみたところ、遥か昔、それこそ古代と呼ばれる様な時代に、別の場所から遷宮されてきたのだとか。
遷宮??
読めないよね。せんぐうって読みます。
書き順は知りません。てゆうか見ないでは書けない。
神社の何かの機会の時に、ご神体を別の場所へと移動させることを言います。
ということは・・そう。
古代の時代に何処かからか移動してきた神社なのです。
何処かから・・・というと、ここ。
奈良県!!!
・・・。ていうかこれも読めない。
うだっていう市らしいです。
その宇陀市の榛原という土地から、大和国の民族が移動するのと共に信州へとやってきたのだそう。
一体・・・何故、奈良県から信州まで移動することになったのか・・・
どんな思いで移住したんだろうねえ。
何か、ぬきさしならない状況になったんだろうか。
それとも自ら新天地を求めたい前向きなものだったのだろうか。
謎だねえ・・・
綺麗な水が流れる水路。
水の流れは心が落ち着くなあ。
お仕事の昼休みでこんな場所を訪れることが出来るなんて幸せだよ。
立派な神社だなあ。
平日の昼間ともあり、他に人はあまり訪れていませんでしたけど、その分、静かに過ごさせていただきました。
養蚕社と、高良社。
・・・んーと??
なんですかそれは??
まずは養蚕社ですね。
実は須坂市は養蚕が盛んだったそう。
なんと信州なのにお米よりも盛んだったっていうんだから、相当なもんです!
そのため、養蚕の成功を祈願した社を建てたのだそうです。
高良社は・・・
正直よくわかりません。
実は長野県では最近になって何個も見つかっているのだそうです。
ですが高良社の意味合いが僕にはちょっとまだわかりません。
もう少し調べないとですね。
こちらは歴史を感じる若宮社。
こちらは、日本の各地にある社だそうです。
こうして解説を書こうとすると、自分の知識では書ける事が少なく、神社訪問って学ぶ事が多いなあって感じます。
もちろん、学ばなくても、親しむ事が大切なのかなあとも思いますが。
さてさて、墨坂神社での休憩はちょっとした時間でした。
僕、神社に訪れる時に、お気に入りの景色があります。
それは参道を帰る風景です。
この、鳥居へと戻る道が、とても好き。
どこの神社へ行っても、この振り返った景色がとても気になります。
心が落ち着く様な時間を過ごし、墨坂神社を後にしました。
北信ももっと巡ってみたい
北信エリアは僕にとってはまだまだ未開の地域。
でもこんなに広いんだから、まだまだ興味あるところがあるのは間違いないです。
特に今気になっているのが・・・
信州にあると噂されるピラミッド。
その不思議な場所へもいつか行ってみたいと思います。
北信ももっともっと巡りたいな!
(最後の写真は姨捨サービスエリアから見る北信、千曲市あたりの景色)
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