10月5日、長野県木曽町にある開田高原へ向かいました。
その目的は「開田高原そば祭り」
しかしここではプラスチックトレイに乗せられたお蕎麦1種類の選択だったため、何だか物足りず、もっとお蕎麦を頂きたい衝動にかられました。
ただよく会場を見てみると、蕎麦祭りとはなってますが、物産展とかクラフトフェアがメインの祭りの様子。
もっとお蕎麦を食べたい僕らは、史上初の蕎麦祭りハシゴへと繰り出すこととなったのでした。
霧しな新蕎麦祭り!
開田高原そば祭り会場をあとにして、車の中でスマホでインターネットを検索すると、なんとこの木曽町ではもう一か所で蕎麦祭りを開催している様子。
何故に2か所もやってんだ・・・??
カーナビに場所を入力すると、約10キロ程離れた場所にある「霧しな」という蕎麦工場にて祭りが開催されている様です。
現在地の木曽馬の里よりも、さらに御嶽山に近くなる位置の様です。
ではでは移動しましょうーー!!
さてさて到着した「霧しな」では新蕎麦祭りが開催中でした!!
敷地はさっきの開田高原そば祭りより大分狭いんだけど、この大賑わい!!!
これは凄い!!山の中だっていうのに渋滞までしてたよ!!(;'∀')
ところで霧しなってのは何なのか?
それは平成になってからこの地に創業したお蕎麦の会社です。
お蕎麦作りをしたいと考えていた当時の代表が、創業地をどこにするか、安曇野などを巡っていたところ、この開田高原を知る事になったのだそうです。
そうして平成4年、この地に工場を建て、生そばを売ったり、通信販売で乾麺を売ったりしたのだそうです。
いつしか霧しなは規模も拡大し、開田高原で最も有名な蕎麦企業となったのでした。
だがしかーし!!
お蕎麦というのは工場があれば出来るというものではありません。
地元の人と協力して蕎麦を栽培していかなくてはならないものです。
信州の山間という土地の事を考えれば、平成になって外から入ってくる人間が蕎麦作り工場を創業するというのは、きっと色んな反対意見などもあったことでしょう。
「このよそ者が!!ワシは協力せんぞゴルアァ!!!」
という方もいたに違いありません。(注:表現はゆうきの創作です)
しかし、霧しなは地元の方と協力しながら、お蕎麦の研究を重ね、今の規模と味を確立したのだと思います。
ここではまずは蕎麦ぜんざいを頂きます!!
わ!お蕎麦の味とぜんざい、これが意外にも合う!
ちょっとびっくり!美味しかった!!!
実は美味しくないのでは?って思ってたんだけどこれは良いね!
ちなみにミスったのですが、ここでのお蕎麦の写真を撮り忘れました。
アホか!お蕎麦祭りの記事なのに。
てことで、開田高原そば祭り会場の近くで無料配布してた「霧しな」のお蕎麦がこちら!!
こちらは乾麺タイプでしたけど、つるつるっとしてて食べやすい美味しさでした。
霧しなのお蕎麦の中には特許製法になっている「乱れづくり製法」という方法で作られているお蕎麦もあります。
蕎麦の麺に凹凸をつけることによって、つるっとしたのど越しを感じさせてくれるというのです。
蕎麦の麺に凹凸かあ。なかなか不思議な感じ。
御嶽山を眺めながら、開田高原アイスクリームを頂く
さて、霧しなの建物に入ると、食堂みたいな場所がありました。
ここで目に止まったのはアイスクリーム!
あ、なんか開田高原ってアイスクリームが有名って聞いたことある。
実際に、グーグル検索で開田高原って打つと、予測候補の中にはアイスクリームが出てくる事が多い!
売っているのは、普通のアイスクリームと、トウモロコシ。
・・・?
トウモロコシ アイスクリーム??
あー、やっちまったか開田高原。
普通に牧場牛乳のアイスクリームという直球で美味しいはずなのに、トウモロコシなんていう変化球投げちゃったよ。
こういう変化球ってさ、なかなかストライクゾーンに入らない球なんだよね。
大体がストライクではなくボールになっちゃうんだよ。
下手したら暴投だよ。キャッチャー取り損ねて相手に点が入っちゃうヤツだよ。
見た目はほとんど普通のアイスクリームの色。
それじゃ、あまり期待せずにいただきまーーす。
・・・。
・・・。
激うま!!!(*^▽^*)
やべえ!!
めっちゃ美味しいぞこれ!!!
トウモロコシの味は、ほんの少しなんだけど、それが甘いアイスクリームにちょっぴりなスパイスを効かせてて最高なのよ!
なんだろう少しだけ塩味があるというか。
これはヤバいな!!
長野県中のサービスエリアや道の駅、牧場でソフトやアイス食べてるんだけど、これはベスト3には入るな!!
これは本気で美味しいぞ!!!
ランキング変わるな!!
いやあ、お蕎麦祭りなはずなんだけど、またも蕎麦よりも別の要素で盛り上がってしまった。いや、お蕎麦も美味しいんだよ?でもね、このアイスが素晴らしくて。
開田高原来たらマストアイテムだなこりゃ。
さて、その霧しなからは御嶽山を眺めることが出来ます。
雄大な山。
どうしても噴火のイメージが強くて、これ以上近くに行くのは躊躇しちゃうんだけど、何かしらパワーを感じる山です。
今は登山客もめっきり減ってしまって、登山以外にお客さんをこの辺に呼ぶ苦労があるのだとか。
霧しなや開田高原アイスも、そういった力になれているといいですね!
さて、今回の木曽町&開田高原のお出掛けはここまで。
のんびりと松本へと帰ろうと思います。
そうして開田高原を離れた僕ら。
しかし・・・
またも祭り会場を見つけてしまいました。
その名は・・・
黒川ふるさと祭り
それはこの辺の地元の人しか知らないであろう、小さなお祭り。
そこで今回の木曽町の旅はクライマックスを迎えます。
次回へ続く
スポンサーリンク