長野県に移住して住んでいれば、信州蕎麦なる美味しい蕎麦を頂く機会にも恵まれます。
これまでに巡り合った、個人的に美味しかった信州蕎麦屋さんをご紹介していきたいと思います。厳密には「信州蕎麦」とは呼びきれないお店もありますが、ゆるーい気持ちで参考にして頂ければ幸いです。
※随時更新中、2020年11月2日更新
- 地元民御用達!?ボリュームたっぷり「白山」@松本市
- ワンコイン(税別)でこのクオリティ「小木曽蕎麦」@信州各地&いくつかの県
- 滑らかで景色も最高!「そば処 青崎」@松川村
- これぞ王道の信州蕎麦?!「川上屋」@山形村
- 黒めの蕎麦が上品な味「木鶏」@山形村
- ちょっと濃い目で疲れの取れる優しさ「もえぎ野」@朝日村
- 他地域とは違う甘さのある汁がクセになる「くるまや」@木曽町
- ピリ辛蕎麦が止められない!「肉そば こまつ」@高森町
- 量もお味も大満足の王道蕎麦「草笛」@上田市
- 信州蕎麦の冒険はまだまだ続く
スポンサーリンク
地元民御用達!?ボリュームたっぷり「白山」@松本市
まずは自分が一番よく行くお蕎麦屋さん。
それが松本市街地の南へ少し離れた郊外にある「白山」さん。
ボリューム感が満点のお蕎麦が頂けます!
これは1:9蕎麦の200gなんだけど、600円!!(茹でると300g)
そして量だけじゃなくて、お蕎麦の美味しさも本格的で旨い!
お洒落とか趣があるとか、そういう観光的なお店ではないんだけど、それがまた良いんだよね。お仕事中の昼休憩でも入りやすい雰囲気!
このレベルとボリュームの蕎麦をこの金額で食べれるのは、なかなか無い!
うちからも遠くないので大好きなお蕎麦屋さんです。
ワンコイン(税別)でこのクオリティ「小木曽蕎麦」@信州各地&いくつかの県
こちらは500円(税別)で食べれる蕎麦のローカルチェーン店。
といっても長野県以外にも10店舗くらいあるんだけど。
ロードサイドの店舗もあればフードコート内の店舗もあります。
だがしかし!
この値段でこのクオリティーはチェーン店の蕎麦ではありえない!
いや、ありえないなんて事はありえない。
お勧めはざるそば。
東京だと200円~300円のざるそばってあるじゃない。
でも長野県だとリーズナブルなお蕎麦ってあまりないの。
そんな中、個人店の価格と立ち食い蕎麦の価格の中間くらいに設定されている小木曽製麺は貴重!
ロードサイド店も多いので、車で外回りしている人にも賑わってる。
そして意外にも観光客も割と来ている。
長野県で最も気楽に入れるお蕎麦屋さんかな。
滑らかで景色も最高!「そば処 青崎」@松川村
続いては松川村!
すずむしとか、いわさきちひろ美術館の方ね!
それこそ、いわさきちひろ美術館から車で10分もかからないくらいの距離。
そこにあるのが、お店の前からの眺めも素晴らしい「そば処 青崎」
(旧店名:青崎山荘)
ちょっぴり細麺のお蕎麦なんだけれど、細いだけに汁の味が絡みついて、思い出したらよだれ出ちゃう美味しさ!
10種類の野菜から美味しさを引き出した汁なんだって!
そして松川村の綺麗な湧き水も使ってる!
意外と細麺に出会う確率はそんな高くない信州蕎麦。
なのでこの青崎は細麺食べたいときに是非に!って感じです。
少し斜面を登った先にある青崎さん。
この先はもう山が始まりそうな位置です。
駐車場もしっかりしてるし、お店も「地元民で混んでる」という雰囲気もないので、観光でも安心して入れますよー!
これぞ王道の信州蕎麦?!「川上屋」@山形村
こちらは蕎麦集落もある蕎麦激戦区の山形村。
しかしお店は蕎麦集落からは離れた場所にあります。
僕的には癖が無くて王道の信州蕎麦っていうイメージの味付けです。
お、写真で見るとわりと細麺だね。
思い出としてはさっきの青崎ほど細麺のイメージは残ってないんだけどな。
こちらは山形村の特産、山芋とろろと共に頂くのがとっても美味しい!
それとこの漬物も最高なのだよ!
店員さんもとっても優しい感じで、何度でも通いたるアットホームなお蕎麦屋さん。
中信地区のグルメにお詳しいショギョウムジョウのヤタノスケさんによると、もつ煮もめっちゃ旨いらしい。
お蕎麦屋さんのもつ煮かあ。それ気になるなあ。
駐車場はというと、川上屋さんもしっかり準備されているので、ドライブ旅に昼食にぴったりです!
黒めの蕎麦が上品な味「木鶏」@山形村
ここが、2020年11月現在で僕の中で一番おいしかったお店。
蕎麦処、木鶏さんです。
ここは少しお高めな値段設定とはなりますし、駐車場が厳しい環境ということもあるのだけど、とにかく旨いの一言!
お蕎麦ってお店によって全然違うんだって気づかせてくれた思い出のお店でもあります。
お店は落ち着いた趣でありながら清潔感抜群。
見た目は普通と感じるかもしれない。
けれど旨さは抜群。
その旨みゆえ、汁につけなくても、お塩を蕎麦にちょっと振りかけて頂くだけでも、食べ進められるほど。
もちろん付け汁にひたして食べる王道の頂き方で美味しく美味しくいただけます。
お店の方も気さくなので、会話を楽しみたい方にもお勧めです。
ちょっと濃い目で疲れの取れる優しさ「もえぎ野」@朝日村
さてここで、ざるそばが離れてみようかと思います。
いや、ざるそばも美味しいはずですが、暖かいお蕎麦もたまには頂きたいものです。
それが朝日村の奥地にある、もえぎ野さん。
挽きたて、打ちたて、茹でたて、の3タテに拘った本格蕎麦です。
自らの畑で採れた自家製蕎麦で作る、鴨付け蕎麦が大満足でした!
ちょっと濃いくらいの汁は元気が出る!
冬場はもちろん夏でも頂きたいお蕎麦です。
もえぎ野さんは地元の「とうじそば」が有名でもありますので、今度はそれを頂きに行きたいなと思ってるところです。信州でもなかなか珍しいメニューですので。
朝日村の奥の方。
朝日プライムスキー場という場所の近くになります。
まるで古民家の様な造りで、僕が行った時期は干し柿がまるでカーテンの様に連なってました。
駐車場はかなりな広さ。
位置の事もありますが、ちょっぴり時間に余裕のある日に行くのがお勧めです。
他地域とは違う甘さのある汁がクセになる「くるまや」@木曽町
さて、次第に位置も南へと移動させていきます。
宿場町から徒歩の場所に本店を持ち、国道沿いに「こくどう店」を出している、くるまやさんです。
こちらは太麺!
しかもモチモチとした食感!
これまで紹介してきたお蕎麦とは一線を画します。
汁の味付けも甘じょっぱい感じ。
地域によって流行る味付けは、長野県の中でも全然違うんだなと実感します。
国道19号線沿いなので、すぐに見つけられると思いますが、この辺りは外食出来る場所も少ないので混んでいる事が多い様です。
この道を8回ほど通りましたが、けっこう賑わってます。
駐車場は店舗前にビシっと止める感じ。
木曽路は長いのでこの辺の地区で昼食。
という時に重宝するお蕎麦屋さんです。
ピリ辛蕎麦が止められない!「肉そば こまつ」@高森町
今度は一気に南信のお蕎麦屋さん。
南信の中心地である伊那でも飯田でもない。
高森町という場所にあります。
信州蕎麦というか・・・ピリ辛の肉蕎麦のお店です。
ピリ辛っていか、けっこう辛い!!
東京とかでならこういうお蕎麦って時々見かけるけど、信州でもとっても新鮮!
しかも、蕎麦を煮込む際には高森町の名産である市田柿を一緒に入れるという斬新さ!
何でそんな贅沢な食材を!
と言うと市田柿の農家さんがやっているお蕎麦屋さんだからなのだ!
お店は国道から一歩入った場所に、まるで「離れ」かの様に佇む。
けれど今や大人気店。
長野Komachiなどでも紹介されるくらいです。
(長野Komachiは北信にあるので、南信のお店を取材するいうのは気合入ってる証拠!?だって往復200km以上!)
僕は時々、高森町や喬木村、豊丘村にお仕事で行くのですが、ほぼ100%寄ってます。
小さな店舗なので、並ぶ事も多々あると思います。駐車場は10台くらいかな。
量もお味も大満足の王道蕎麦「草笛」@上田市
さて、中信地区から南側へ進みましたけど、お蕎麦冒険は南はまだこのくらい。
続いて東へ行きます。といってもまだ一軒のみ。
それが小諸に本店を持つ信州の王道蕎麦、草笛さんです。
小諸店はお蕎麦屋さんのみをメインに行くには非常にわかりにくいので、上田店を紹介です。
ザ・信州蕎麦!
という味かなあと思いますが、こちらはボリューム満点タイプのお蕎麦屋さん!
写真はとろろ蕎麦ですが、天ぷらが美味しいとうちの母も満足してました!
しかし、食べきるのは大変なので、間違えて大盛とか色々つけないように!
(これは白山にも言える事ですが)
蕎麦職人がお蕎麦を作っているところが見れたりもします。
上田城からも上田駅からも少し離れてるので歩いてというより車ででしょうか。
駐車場も少し狭いですがしっかりしてます。
こちらも癖の無い蕎麦なので、家族旅行とかにもお勧めしたいです。
信州蕎麦の冒険はまだまだ続く
さて今回はこのくらい。
記事が長すぎちゃってるので。
随時更新と書きましたけど、増えてきたら地区ごとに分けていこうと思います。
安曇野市の「常念」とか「安留賀」とかも行ってるんですが、写真が無くて。
信州蕎麦は美味しくて飽きないし、まだまだ色んなお店に行ってみたいと思います。
関東の友人からは「川上庵」もレポートしてと言われるしね。
それではまた。
スポンサーリンク