信州散歩+旅ブログ「笑っていこうよ!」

信州松本暮らし6年目の日々

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養命酒「くわすわの森」と、早太郎伝説の「光前寺」

先日、約10ヶ月ぶりに【信州推しお菓子会】が開催されて、幹事サポートのポジションで参戦してきました!!

 

 

 

 

今回で3回目の開催となった推しお菓子会!

「そろそろやりましょう!」と言い出したのは僕なのに幹事さんに殆どの事をお任せしてしまいました・・・ごめんーーー!!!(;・∀・)

今回は8名参戦。はじめましての方も、お久しぶりの方も、信州のお勧めお菓子をこれでもかと皆で紹介し合いながら、楽しい4時間となりました☆

 

また、やろーね!!

 

 

 

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夫婦と両家の母との4人で駒ケ根ドライブ

駒ケ根市とは・・・!

今回は僕と妻、そして両家の母の4名で長野県駒ケ根市まで行きます。

 

 

 

 

駒ケ根市というのは長野県南部にあり、地図で言う右側の南アルプスと、左側の中央アルプスに挟まれた「伊那谷」という地域に街の中心地がある市です。

駒ヶ岳千畳敷カールなどが登山で有名ですし、名物のソースカツ丼も有名。

明治亭とかガロとか、時々行きます。

あれ?ブログ仲間の大樹さんも数年前にガロに行ってお腹いっぱいで苦しんでなかったっけ??(笑)

 

しかし今回は両家の母を連れて行くということで、別の場所へ行ってみましょう~。

 

 

養命酒プロデュース「くらすわの森」

 

養命酒、ご存知です?

 

 

飲んだ事は無いですが、僕でも知っている有名な薬用のお酒です。

だいぶ昔ですが、藤田まことさんのCMの印象が強いです。

 

そんな養命酒の工場が駒ケ根市にあります。本拠地です。

その工場の横に、以前からお土産物屋さんと薬膳カレーのカフェがあって行った事があったのですが、2024年10月3日に新たに「くらすわの森」としてグランドオープンしました。

 

なんとオープンからすぐの10月15日に行ってきましたよ。

 

 

 

 

4人もいるからお話ばかりしてて、全然建物の写真を撮ってなかったので、全体像は最後にニュースを貼り付けておくので、そこで見てね。

綺麗な最新式のリング状の建物があり、そこにはカフェやベーカリーなども入ってました。

その周辺は名前の通り、森です。

森の一角に不思議な建物もありました。

 

 

 

 

 

 

 

なんだろこれ・・・・。

展望台?・・・違うかそんな高くない。

動物観察小屋?ブンブンブラウ?

いやいや、中に入ってみると・・・

 

 

 

 

 

 

 

2階建ての図書室でした( ゚Д゚)

自然をテーマにした本などが1階にも2階にも並んでます。

そして窓際にベンチがあり、森を眺めながら本が読めるという建物みたいです。

お洒落だなあ。

 

 

ここでまったりした後、リング状の建物でランチとします。

 

 

 

 

ビーフカレー定食!

さすがは健康を気遣う養命酒の施設。ライスが白米ではなかったけれど、素揚げした野菜が美味しい~!!!

 

グランドオープン直後の3連休だったので、まだ運営が不慣れなのか13時30分にはカフェ含めて全てのメニューが完売・・・実は僕らがほぼ最終でした。

早すぎるだろ・・・。そこら中にランチ難民が・・・持ち込みポテチ食べるご家族とか多数・・・・・・。こんなに人が来ると思ってなかったっぽい(笑)

 

何しろ3連休で1万人・・・!!!

 

これからめちゃくちゃ改善していくと思います。

落ち着いた頃にどうそ!

 

↓ニュース

prtimes.jp

 

 

早太郎伝説の「光前寺」

 

くらすわの森の後、ソースカツ丼のガロ近くにあるお土産物屋さんでソフトクリームなどを食べて、続いては、そのお土産物屋さんのスタッフさんに教えてもらった光前寺です。

 

 

 

 

 

うっわー!ここ凄いな!!!

全然知らなかったけど、とんでもなく厳かな空気を纏ったお寺だ。

 

なんでもこの参道の両脇にある石垣には、光る苔が生えているらしく、どうにかすると光って見えるらしい。ヒカリゴケっていうみたい。

 

あーだこーだと言いながら試す4人。

全然光って見えない。

「ライトで照らすと反射するとか?」

スマホで照らすもよく分からず・・・

「光った!!!!」

と思ったらガラスの砂が反射しただけだったり・・・。

 

 

 

分からん・・・・・

 

 

だいぶ粘りましたがさっぱり分からず、暗くなる前にお寺を巡ろうということになりました。

ただ、周辺の苔はとても立派です。

 

 

 

 

 

苔の美しさは古来より日本人の中に息づいていて、何と平安時代の時点で歌に詠まれていたといいます。この光前寺の苔庭も、有名なのだそうです。

そもそも知らなかった僕が無知なのですが、この光前寺は天台宗の「信濃五山」の一つであり、そのうちの1つには善光寺が存在していたりします。

 

 

 

 

 

 

なんという趣のある三門・・・・!!

長い歴史を感じれずにはいられない・・・!

そして周辺の森や山の雰囲気がまた凄いのよ。

 

本堂にて参拝を済まし、参道とは少し違う道で戻ろうとすると、これまた素晴らしい風景が。

 

 

 

 

 

 

三重の塔。

その手前には「早太郎の墓」という墓石もありました。

 

早太郎・・・・。

そうか、ここ、早太郎伝説のお寺か!

 

早太郎(はやたろう)というのは犬の名前。

伝説は遠くまで伝わっていて、静岡の方では「しっぺい太郎」とも呼ばれるし、駒ケ根の中でも「疾風太郎」と呼ばれることもあるそう。

その伝説とは・・・

※長いので読みたい人だけ読んでください。

 

 

------早太郎伝説/ゆうきによる要約----------------------------------

昔、この光前寺の床下で山犬が子犬たちを産み、和尚は丁寧にお世話をしたという。

やがて母犬と子犬は山へと帰っていったが1匹だけ子犬が光前寺に残った。

その子犬が早太郎で、とても強い山犬に育ったのだった。

そんなある時、近くで怪物が現れ子供を攫おうとした・・・が、早太郎が駆けつけると怪物は何処かへ逃げて行ったのであった・・・。

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一方、舞台は現在で言う静岡県磐田市である、遠江の見附村。

ここには毎年何処からか白羽の矢が飛んできて、ささった家は人身御供として娘を神様に差しだすという風習があった。破ると田畑が荒らされるという。

しかし旅の僧が「いやいや、神様そんな悪い事しねえし」と考え、娘を差し出す神社に身を隠して様子を伺っていると、そこには老狒々の怪物が現れた。

娘は連れ去られてしまうが、去り際に怪物はこう言い残す。

「信州の早太郎はおるまいな。早太郎には知らせるな」

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怪物を倒すには信州の早太郎に頼むしかないと考えた僧は、信州へ向かい

1年の時を経てついに光前寺の早太郎に辿り着く。

そして僧と早太郎、怪物との戦いのため、見附村に向かうのであった・・・!

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見附村に辿り着くと、既にこの年の白羽の矢はささっていた。

早太郎は娘の身代わりになって神社に潜む。

やがてやってきた怪物、老狒々。

その対決は凄まじいもので、決着までに一夜かかる長く激しいものとなった。

そして早太郎は見事に勝利したのであった・・・!!!

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戦いを終えた早太郎は信州の光前寺に戻る。

しかし、怪物との戦いで深手を負っていた早太郎は、光前寺に辿り着くと、

和尚に向かってひと吠えし、息を引き取ったという・・・・・・・・

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それから650年以上が経った1967年、

この話が元となり、駒ケ根市と静岡県磐田市は友好都市関係を結んだ。

 

 

 

 

 

 

 

そんな伝説のある光前寺。

とても趣のある素晴らしいお寺でした。

春夏秋冬、いつでも魅力的な風景らしいので、また来たいと思います。

 

今回はココマデ。

それでは、また次回!

 

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www.kozenji.or.jp

 

 

→次回は、日穀製粉 新そば祭りの話です。

 

tokotoko-yuuki.sanpotrip.com

 

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