46歳でパパになった僕が男性視点で書き残す不定期更新の育児感想シリーズ。
今回は2022年10月に制度がスタートした出産時育児休業(産後パパ育休)期間の出来事をざざっと書き残しおきます。
↓前回の記事
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出産時育児休業って何?!
さてさて昔は無かったこの制度。
なんじゃそりゃ?って人も多いのでは。
何しろ2022年10月開始の制度なので、ほんの数年前に出来たばかりなのです。
別名:産後パパ育休。
その少し前まであった「パパ育休」なる制度の代わりに誕生しました。
その内容を一言で説明するのであれば・・・
子どもの出生日から8週間以内であれば、最大4週間休める制度!!
出生後8週間以内の子どもを養育する全ての男性従業員が使用できます。
↓まあ下記の要件に当てはまる人は除外されますが。
〇出生の日から起算して8週間経過後6ヵ月以内に契約期間が満了することが明らかである場合
↓この方々も会社判断で除外出来ます
〇継続して雇用された期間が1年未満の労働者
〇申出の日から8週間以内に雇用関係が終了することが明らかな労働者
〇週の所定労働日数が2日以下の労働者
で、何日休めるのかというのが気になるポイントですが、
8週間以内の期間に最大4週間。
そしてこれは2分割も可能です。
2週間×2回とかでも良いわけです。
期間中、どうしても外せない繁忙期とかあれば便利ですよね。
休んだ期間のお給料のうち67%が制度から給付されます。
(何と2025年4月1日からは手取り額のほぼ100%が給付される制度に!)
【2025年4月より】出生後休業支援給付金の制度がスタート!子育てをする従業員をサポートしよう | 起業・創業・資金調達の創業手帳
しかし。
「いやいや、育休があるのにコレって必要なの?育休って1年間は取れるんじゃね?」
っていう思う人も多いのでは。
僕もそうだったんですけどね。
よく考えれば「1年間」とか、数ヶ月とかそんな長い期間休める企業っていうのは、それなりの人数のいる企業ですよね。
100人以上とか居れば良いけれど、うちは中小企業なので総勢25名くらい。
しかも長野県には全3名( ̄▽ ̄;)
僕が長期間休んだら、その期間は戦力33%ダウンな訳です。
しかも所長だし・・・。
という訳でこの出生時育児休業を取りました。
しかも頑張ってスケジュール調整しましたが、
わずか5日間です。
前後の土日や祝日と繋げて9日間の連休となりました。
これが小さな企業の現実です。
大企業に所属していて、小さな企業に移りたいなと思っている人へアドバイスしておきましょう。反復法でもう一度書きます。これが現実です( ̄▽ ̄;)
休業の中で出来た事
5日間、妻の実家で暮らす
妻の出産後、一か月ほど妻の実家で暮らす予定となっていました。
妻の実家は同じ松本市内。
僕の働く塩尻市まで車で35分くらいなので、僕も住み込んで暮らす予定でした。
・・・が、5日目でそれは終わりになりました。
妻にとっても、両親と僕の両方を気遣う暮らしは過酷だったようで、6日目には夫婦の暮らす賃貸マンションへ戻りました。
その5日間は妻のご両親との暮らし。
お義父さんは全く育児を手伝わないスタイルでしたが、お義母さんとは妻と3人で結構育児しました。
特に沐浴は3人でアワアワしながら覚えたので、実家暮らしの成果があったかなと思います。
それにしても小さいな~赤ちゃんは!
2530gで産まれたから結構小さいほうではあるんだけど、ミニ布団をかけても余っちゃって余っちゃって(笑)
そして明るい方とか、赤い色の方とかを向いたりするのね!
何故かダルマに興味を示す娘(ブログネーム:ぽこぽん)・・・・(笑)
手続きが多い・・・
それにしてもやはり手続きが多い。
まずこの出産時育児休業の申請は会社を通して行うものだから、産まれて退院までの間に行う。
そしていざ合計9日間の休みに入ったうち、平日の5日間を使って役場関係を巡る。
当たり前だけど出生届け。
児童手当の申請。
マイナンバーカードの申請。
それに伴い名前の提出(当然だけど、ぽこぽんは通称・・・)
松本市の場合、記念樹を選ぶってのもある。市から貰える記念樹。
妻の実家から車で10分ほどの所に松本市の岡田支所というところがあり、そこに行って手続きをする。
これらは僕の役目。妻にはぽこぽんを見ていてもらうわけ。
色々と書類も大変だから一度では終わらず、2回行ったり。
それにしても名前の申請はなんだか感慨深かったなあ。
ここまでで健康保険の申請も出来ているから、
その後、子育て支援医療の申請。
乳児一般健康診査票の準備。(QRコードより電子申請)
などもあるし、忘れそうだけど、出産時育児休業の取得可能期間8週間経過したら、67%の給付金を得るために母子手帳のコピーや給付金の入金先の提出。マイナンバー入り住民票の提出など盛りだくさん。
岡田支所では申請の後、書類発行まで時間がかなりあったので、義母から頼まれて義父のワイシャツのクリーニング受け取りとか、妻から頼まれてロールケーキとか買いに行ったり。
その間、喫茶店で休憩する時間が作れました。
浅間温泉にある「哲学と甘いもの」という喫茶店。
変わった名前だし、難しい人が入るのかと思いきや、静かなお店でした。
そんなこんなで妻の実家での5日間は終わりました。
平日にお休みを取れるというのは手続きを夫が全て出来るので、妻に妙な負担を与えなくて良いから安心ですね。
そして全9日間で、赤ちゃんの抱っことか沐浴とか、色んな事を覚えれたので、とても良かった。
10日目、会社に行くのが凄く嫌だったよ(笑)
てな訳で出産時育児休業編でした。
また不定期で育児記録を更新していきます。
ではまた!