今週は特にお出かけネタが無いので雑談です。
少し前の事になりますが、親族からこんなお勧めを頂きました。
「ゆうきって結構読書しているみたいだからKindleで読めば?」
つまりは電子書籍ですね。
紙の本と違って1台あれば色んなものが読めるわけで、本棚みたいなスペースも要らないし、紙の無駄使いも無い。
読み終えた本の処分(古本屋に売ったり)などもないという優れものです。
ということで1週間お借りしてみました。
結果、僕には合わないなぁという結論に至りました。
ごめんね、親族m(__)m
いや、雑誌であればKindleとかタブレットとかで読むのは良いかなと思った。
けれど、僕の好きなのは小説。
これは紙の本で読む方が良いなと感じちゃった。
Kindleでは表紙デザインも、裏表紙も、本の大切な要素となる紙質も分からない。
紙の本なら作品がある程度売れた後に帯が変更になったりして、どの時期で買ったのかの印象とかもあるけどそれも残らない。
小説本編を読み終えた後に、表紙デザインや背表紙を見て「なるほど!そういう事か!」というのも分かりにくい。ていうか裏表紙と背表紙については何も分からない。
紙質含めて細部にまで拘りを持って作られているのが紙の本な訳で。
それらの魅力が全く感じられない。
とはいえ!!
Kindle(電子書籍)を否定するわけじゃなくて、Kindleでも良いなって本も沢山ある。
雑誌やマニュアル系の解説本とかは、むしろKindleなどの電子書籍の方が良い気がする。
借りている1週間でこういう本たちは読んだもん。
↓
もちろんこういう本も表紙デザインや紙質に拘りはあるはずなんだけど、内容が物語じゃないからそんなに重要じゃない。商業的なデザインだもの。
だからKindleで良い!確かに良い!
僕が紙の本の方が良いというのは小説だから、次に載せる様な作品たち。
(今年読んで名作だと思った3作)
ちなみに読み終えた後に表紙を見て「ああっ!!!」なったのはこの2作品↓
これはKindleでも分かるけど。
これはもう表紙見た瞬間に読者は仕掛けられてる。
漫画「HUNTER×HUNTER」30巻の表紙も後から見ると、とある表現が凄すぎる・・・!
これもKindleでも分かるヤツだけど(笑)
まあ話が逸れちゃったけど、それだけ表紙や裏表紙、背表紙も好きなんだよね。
だから、紙質からも作品を感じながら読んでいたい。
そう思えるのは、僕にとっては「小説」と「漫画」だから、この2ジャンルにとってはKindleではないなと。
ていうのが僕個人が思う紙の本のほうが良い理由なんだけど、最近読んだ新書の中で、文芸書評家の三宅香帆さんが面白い事を書いてた。
現代人は本に「情報」を求めてる人が多い。という説。
読書してその世界に没頭する時間を楽しむ人よりも、情報を得るために何かを読む人が多いって説ってわけだけど、うーむ、それ有りそう。
その説だと現代人がスマホでネットニュースばかり読んでて小説を読まない様になっているというのも分かるもん。
そんでもって今日のこのブログでの僕の「紙の本」と「Kindle」を分けてるジャンルについても説明つくもん。
なーんてね、思ったり。
ん?何の話だ?今回。
あ、ネタが無くて雑談回だった。
固い話になっちゃったので、最後に1枚、てんで関係ない写真を載せとくね!
↓