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恐ろしきかな無職の危機

 

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2020年12月のある日のことだ。

 

 

あと少しでこの動乱の年が終わるかという年の瀬。

不穏な噂を耳にした。

 

そう、これは約4か月に及んだ新たなる危機のお話。

 

 

 

 

 

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波乱の始まりは年の瀬

 

 

 

信州移住後2年が経とうとしていた。

首都圏でやっていたのとは全く違う業種に飛び込み悪戦苦闘しつつも、このころになると何とかかんとか仕事が追いつく時も出来てきた。

この数か月前までは正直なところ、過呼吸になったりして通勤中に座り込んだりもしていた。

 

地方移住は甘くない。

それが適合するかどうかなんて人それぞれだ。

都会にいたままの方が楽に暮らしていたという知人もけっこういる。

その多くの理由は「仕事」か「田舎にし過ぎて人間関係が面倒」のどちらかだ。

 

僕は長野県の松本市街地ということもあり田舎過ぎない。

地元の相模原市淵野辺よりよっぽど栄えてる。

なので人間関係では悩んでない。

仕事だ。仕事が大変なのだ。

 

それがようやく落ち着いてきた感覚が2020年11月上旬から感じていた。

それから1か月ちょっとした頃のことだ。

 

所属している企業の長野県での売り上げ。

これはとある大企業の業務を請け負う事で黒字化していた。

その大企業が・・・

 

長野県から撤退するというのだ。

 

僕らはその大企業が提供する場所、機材などを使用して業務をしていた。

その大企業が長野県撤退。

 

ん?

これは一体どうなるんだ?

もちろん長野県には顧客が大勢いるのだけど・・・。

 

その知らせは弊社の東京本社からも続報が正式に届いた。

それは年の瀬も年の瀬。

2020年勤務最終日の事だ。

 

実は、長野県に事務所を置く大企業にはこの時、とある流れがあった。

 

「テレワークの普及により、大企業が地方に事務所を構えておく必要が無くなり、都会に集約する動き」があるのだそうだ。

そしてその流れには1つの特徴がある。

「大企業が地方にあるグループ企業を吸収合併して都会に集約」

これは僕だけではなく、他にもいくつもの大企業が地方所属のグループ企業を吸収合併している。

長野県から転勤出来ない事情の社員はそこで退職となったりしているのだ。

これは税理士さんにも聞いた話なので間違いない。

 

「もしかしたら我が社も長野県から全撤退するかもしれない」

 

この情報を最後に、僕らは年末年始に突入した・・・。

 

 

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無職の危機

 

 

2021年1月。

 

事態は動いた。

 

世の中はコロナ第3波で緊急事態宣言とかで大騒ぎしてた。

けれど僕にとってはそれよりも直撃な無職の危機という緊急事態宣言だ。

 

例の大企業の長野県撤収が正式に発表された。

これに伴い、僕らの所属する企業は・・・

 

 

長野県からの撤退が決まった。

 

 

選択肢は2つだ。

 

1つ。

東京本社や首都圏の営業所に転属し、そちらで普段は勤務。

ただし長野県には顧客が多いため、現地へ行く際は宿泊で長野県へ来る。

想定では月に5、6回、長野県へ行く感じだ。

 

2つ。

退職する。

 

むう。

この時点で僕は42歳。

かなり厳しい戦いとなるため、1月中旬には転職サイトに複数登録し、エントリーシートの下書き、キャリアコンサルタントとのオンライン面談などを開始した。

 

業種を変えて2年。

2年しかやってない業界で42歳の中年など採用する企業なんているのだろうか。

恐ろしきかな無職の危機。

この状況で長野県で無職となったら・・・詰むかもしれんな。

 

既に王手をかけられている状態にある。

王を動かしても次の手でまた王手、再度避けてもまた王手。

そんな気持ちだ。王手されつつも詰むのだけは回避せねば。

絶望する暇が無い。というアンナチュラルのセリフを思い出す。

 

 

そんな時だった。

 

 

奥さんがお仕事から帰ってくると、衝撃の話が。

 

 

「会社が吸収合併されることになった。長野県から撤退するって」

 

 

 

どっかで聞いた事ある話!!( ゚Д゚)

 

 

夫婦でか!!

吸収合併が流行ってるってホントだったか!!!

 

もう半沢直樹の吸収合併のストーリー笑えないなっ( ̄▽ ̄;)

 

 

 

ただ・・・・そうこうしているうちに訪れた2月頭。

王手を繰り返されていはいたけれど、逃れ逃れ、何とか逃げ切れたようだ。

それも・・・思わぬ方向に。

 

 

 

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新たなる拠点

 

 

流れが変わった。

 

大企業が撤退する代わりに、その業務の多くの部分を弊社が引き継ぐ事になったのだ。

 

当初は何か案件があれば東京から宿泊で長野県へ行くという話だったけど、急なお仕事もある職種だし、今はコロナで県境を越えるのも難しい。

平時であっても大雪や台風などで行けない時もあるし。

 

かくして、無職は免れ、僕は「ショチョー」とかいう偉そうな肩書を手に入れ、弊社の信州事務所を設立することになったのだ。

 

 

そこからはあっという間だった。

通常の業務をこなしながら(しかも繁忙期)営業所の物件を探しまくり、届け出、ネットなどの契約、セキュリティ対策、事務用品の準備などなどをやっていった。

 

仕事の時間もプライベートも関係なく準備していく。

奥さんも一緒に手伝ってくれた。

 

その頃、鎖骨骨折。

その2週間後、ITパスポートを取った。

 

 

そうして、4月、いよいよ営業所を開設した。

住んでいる松本市からは少し離れ塩尻市に作った。

 

 

 

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随分と長閑な場所になったけれど、これからまた長野県で暮らしていけるのであれば良い。

奥さんの方はまだ完結編には至ってない。展開はまだ動いてる途中だ。

だけれど・・・とりあえずは僕が働けていれば、うちは何とかなる。

 

 

 

 

まだまだ。

信州で、生きる。

 

 

 

→to be continued

 

 

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