とことこ信州/第8回、佐久市街地編。
新幹線の駅でもある佐久平駅を出発し、岩村田商店街を越えて、東へ向かって歩いてます。
↓前回
広告
岩村田商店街から住宅地を東へ
この道の先に鼻顔稲荷神社という場所があるという表記を見つけ進む。
読み方が分からないまま稲荷神社があるのなら行ってみたい。
ああ、いい感じの町並みだなあ。
商店街ともまた違った長閑な感じ。
次々と雰囲気が変化していく佐久散歩。
ちょっと気になる建物を発見。
昔、銭湯でもあったのではないかと思われる。
違ったら逆に驚き。
今はもう使われてない様だけれど、印象に残る。
それにしても暑さが半端ない・・・
ローソンにて水分をガツンと購入してさらに東へ進んでいくと・・・
赤い橋。
神社まだもうすぐだという雰囲気。
この川は湯川というらしい。
お魚とかかなりいそうな川だなあ。
そして橋を渡ると稲荷神社にたどり着きました。
鼻顔稲荷神社さま
お・・・・。
かなり大きな稲荷神社さまっぽいな。
雰囲気に気圧されてしまいそうなくらいだ。
ここ鼻顔稲荷神社は、はなづら稲荷神社と読むらしい。
何でも日本五大稲荷の一つなのだとか。
約400年前、京都の伏見稲荷からの御分霊を祀ったのが鼻顔稲荷神社の始まりとされているのだそうだ。
伏見稲荷というと、僕は2015年に行ったけれど、今でもその圧倒的な存在感は忘れられない。その時の記憶も蘇り、ゴクリと息を飲みながら境内を歩いていく。
湯川沿いにあるとはいえ、道は上へと進んでいきます。
本気で気圧されました。
けれど地元の人は普通に歩いていくので安心して僕も歩きます。ふう。
秋に来たらまた今とは違う美しさが感じられそうな気がする。
今は35度を超える真夏日だけれど不思議と暑さをそれほど感じない境内。
多くの鳥居が続きます。
ざわざわと木々の音がする中、鳥居をくぐっていくと・・・。
鼻顔稲荷大明神と書いてある建物に到着しました。
社殿という事だと思われます。
神社の方は誰もいらっしゃらないのですが、中へ進んで良い様なので、廊下の様な部分を歩きます。
不思議な社殿です。
何故かというとここは崖に作られているからです。
窓の外は遠くまで見渡せます。
遠くに、さきほどの湯川を渡る赤い橋が見える。
全国で色んな神社を巡ってきてるけど、ここはまた印象が深い。
社殿を出てさらに上へと歩いていくと天神宮という場所にたどり着きました。
それぞれで参拝をし、少し休憩をします。
ここまで来ると近くには公園などもありました。
社殿の辺りが最も空気感が違う感じもしましたが、こちらの天神宮さまにも訪れる人がいらっしゃるので、地元で慕われているのではないかと感じました。
一回りした気がするので坂道や階段を下りていきます。
鼻顔稲荷神社があるからこそ、岩村田商店街・・・いや、中山道の岩村田宿が存在する様になったのではないかなぁ。そんな歴史がありそうです。
昔は今より急な階段があった様子。
す、すごい角度だな・・・。修行とかでも使われていたのでしょうか。
最新の街並みからレトロ商店街、そして神社と巡り、今度は湯川に沿って南へと向かいます。
湯川沿いに進んだ先にあった謎のスポット
神社を出て湯川沿いまで戻ります。
下流の方へ向かってみようかなと思う。
何だか団地のようなマンション群のような地域を抜けて南へ向かおう。
ちょっと神社で暑さを和らいだので、ここで距離を稼ごうという計画。
実は、この時点では今日のゴール地点を、ここからずっと南の「ぴんころ地蔵」という場所に定めていた。
まだまだ歩いていかねばならない。
しっかし暑いなあ・・・
そんな風に考えながら歩いていると・・・
何だろう??
ヒカリゴケの生息地?
光る・・・コケ?
そういえば半年ほど前、FM長野で、長野県は多くの珍しいコケが発見されている土地だという話をやっていた。
このヒカリゴケというのもそういうものの一種なのだろうか。
特に深い考えがある訳でもなく、何となく看板が差す方へ向かって行く。
湯川沿いに南へ進んでいる様なので、目指す方向に狂いはない。
とはいえ、長野県は油断すると、とんでもない田舎に迷い込む事もあるから、ちょっと慎重に進む。
すると・・・・
な・・・・??
なんですか・・・ここは(;・∀・)
どうやらココがヒカリゴケの生息地の様だ・・・。
この洞窟みたいな場所にあるという事か。
覗き込んみる・・。
うわっ(;・∀・)
なんか光ってる・・・!!
確かに、間違いなく、コケらしきものが光ってる!!
なんなんこれ・・・。
実はヒカリゴケが日本で最初に見つかったのは、ここ佐久市。
明治時代、中学生が見つけて東京で調べてもらい、ヒカリゴケだと判明したのだそう。
その後、日本の何か所かでヒカリゴケは発見される事になるのだけど、この佐久市岩村田あたりが最初の発見地ということもあり、今でもここでは大切にされているのだそうだ。
光るなんて・・・・不思議だな。
さらに南へ向かおうとするが・・・
ヒカリゴケの生息地を後にして、南へ向かう。
しかし・・・
どうにも暑くて汗が凄い。
なんか思考回路もフワフワしてきた・・。
あ、これはイカンな・・・。
気温は36度。
足取りも重い。
まずいなコレ。
ゴール設定した「ぴんころ地蔵」まではかなりある。
少し悩んだけど・・・
撤退しよう。
実はスタート地点の佐久平駅からは、ぐるーっと大回りしてココマデ辿り着いていたので、直線でなら2キロとかで戻れる。
この暑さは危険だ。
正直、ここからマイカーまでの記憶は曖昧だ。
どっかのスーパーで涼んだのは覚えているけど・・・
この川が(湯川?)何処なのかもよく覚えてない。
そうしてどのくらいの時間、歩いたか・・・
マイカーに辿り着いた。
ゴールである「ぴんころ地蔵」周辺へは車で移動して、そこでゆるりと散策することにする。まあ、こんな事もたまにはあります。体調、大事。
〇立ち寄った場所リスト
鼻顔稲荷神社|観光ポイント|信州佐久 旅の観光ガイド|長野県佐久市観光協会
広告
→次回へ続く