大変ご無沙汰な企画、とことこ信州の更新です!
長野県の様々な場所を写真撮りながら歩くこのシリーズ、毎回歩く場所のテーマを決めてます。
今回は『辰野町』
ホタルが有名な町なのですが、その多くが山脈地帯。
ということで、今回は辰野町の市街地を歩く事にします!
とことこ信州、何と約11ヶ月ぶりの更新です!
こんなに間が空いたのは「とことこ神奈川」含めて初めてです!
※前回は2022年11月の戸隠神社編
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2023年9月23日 長野県上伊那郡辰野町
辰野駅からスタート
やってきました辰野町。
今回は町の中心地である辰野駅をスタートしてぐるっと巡ってくる周回ルートにする事にします!
この長閑な辰野駅はJR東日本とJR東海の境界線となる駅なんだって!
中央本線の支線の他、愛知県豊橋市へ向かう長大な飯田線のスタート地点ともなっている駅です。
鉄道には詳しくないですが、きっとこの飯田線って好きな人は好きなんだろうな。相当な秘境を通るし。
そんな辰野駅から久しぶりのとことこ信州はスタート。
まずは町のメインストリートを歩いて行きます。
長閑な辰野町。
道沿いにはこの地域で時々見られる「看板建築」という手法の建物が目を引く。
看板建築ってのは、普通の建物なのに通りに面している部分だけ豪華に装飾したり、お店のテーマに合わせて雰囲気を変えている手法。
なので通りじゃない面は凄く簡素になっていたりするんです。
とことこ信州シリーズだと伊那市がそうでした。
この看板建築の町並みを出ると、一気に雰囲気が変わりそうなので楽しんで行きますよ~!
天竜川沿いを歩く
町のすぐ近くには天竜川。
辰野町の少し上流にある諏訪湖から、200キロ以上も流れて静岡県浜松市で太平洋に流れ出るという川で、さっきの飯田線も似た様なルートを辿るらしい。
ちょっとこの天竜川沿いを上流へ歩いてみる。
でも今回は何のアテもないので、何があるか不明だし、もしかしたら何も無いかもしれない不安が・・・。
まあ景色が良いからOKってコトで!
でも不安はすぐに解消。
何やらお店があるぞ。
小坂鯉店。
鯉店ってなってるけど、うなぎの香りが漂ってた。
それもあるのかなあ。鯉は長野県の中部では割りと郷土料理としてメジャーなようだけど。
まあスタートしたばかりなので昼食は取らずに進んでく。
川沿い散歩って地味だけど音が良いんだよね。
せせらぎを聴きながらの。
下流を振り返ると長閑な辰野の風景。
辰野町ってお仕事では年に1回くらい来る。
でもこうして歩いた事はなかったので新鮮。
なんだか地方に暮らしてる感がするねえ。
物凄い田舎の村よりも、辰野くらいの方が地方に住んでる感があるのは何でだろ。
さてここで天竜川を離れてく。
天竜川にそそぐ上野川という小さな川に沿って街道へ。
平出宿
県道14号線という広い道に出たところで何やら案内が。
平出宿歴史公園。
ここには昔、平出宿という宿場町があったらしい。
塩尻市に平出遺跡公園というのがあるので、辰野にも平出の名前があってちょっと驚き。
この平出宿は高遠藩という藩の管理内になったらしく、それこそ塩尻や岡谷などへの交通の要所だったんだって。岡山で行けば甲州街道もあるしね。
その後、鉄道の時代になる明治終盤までこの辺の中心地だったとか。
てか鉄道って明治にはこんな場所まで来てたのか!!
その歴史公園内には津島神社という祭神があります。
この辺りでは津島様と呼ばれているのだそうで、無益息災を祈ったりすると案内には書かれてました。
法性神社
県道14号をアテもなく進んで行くと、今度は法性神社という場所を見つけました。
初めて聞く神社の名前・・・。
このブログ書くまで「ほうせい神社」かと思ってましたが「ほっしょう神社」と言うそうです。
1000年以上昔の802年、武運長久を願ってこの伊那地域に5社を造営したうちの1つではないかと言われているそうです。
その後、信濃権守が再建し、さらに1500年代に武田信玄が再建したとされています。
目を引く森と鳥居。
写真は忘れましたが、すぐ脇には戦艦大和の艦長の碑があったりします。
辰野町では一般的にはホタルが有名ですが、一部の人達にとって、辰野町といえば戦艦大和という人もいる様です。
それにしてもどうですが、法性神社のこの佇まいは。
なんとも有難い感じがします。
という文章センスのカケラもない印象を書いてしまいましたが、だってそう感じたんだもん。
さて、辰野町編は第2話へと続きます。
2話で終わるか3話で終わるかは書いてみてからのお楽しみ(笑)
なんか今回、ベテランの散歩人みたいな雰囲気になってるね。
笑い要素、最後まで無いかも。
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