主に通勤中に読書しています。
読書紹介の時は出来るだけブログの次回予告を入れてこうと思います。
さて今回は「メリーゴーランド」や「愛しの座敷わらし」で好きだった荻原治さん。
「オロロ畑でつかまえて」
220ページほどなので、ちょっとした合間に何度か読んでればすぐ読み終えます♪
物語は東北の人口わずか300人ほどの超田舎の青年会が、弱小の広告プロダクションと組んで、ぶっ飛んだ村おこしキャンペーンを仕掛ける・・・というもの。
アホらしい企画を仕掛ける主人公たちを、アホらしい笑いを取り入れた文章と台詞で読ませます。
毎度、地方を取り入れる荻原さんらしく、田舎の寂れた感がすごくわかりやすい。
日本の田舎って、ほとんどこういう取返しのつかない状態なんだろうなとか思う。
村長の権限で何の効果もない建物や銅像が駅前にあったり・・・とか。
旅行先でよく見るよ・・そういうの。
意味ないとこにお金かけてんなーとか。
行政の中で「権力持ってるのに企画力のない人」が進めた話なんだろなーという事柄。
地方貢献や観光に興味のある僕には色々と思うところのある小説でした。
しっかし、冒頭の方言が大量な章は読みにくくて諦めようかと思った・・・(笑)
読み切って良かったけど☆
荻原さんは色々と小説出してるけど、地方観光とかハコモノとかに興味ある人は「メリーゴーランド」をオススメ!(劇場の小屋付きさんにも)
次回予告
さて、次回からは毎年恒例にしている「真冬の旅」を更新したいと思います。
これまで、富山&白川郷、岐阜県縦断、函館、京都・・・と4年連続で行っています。
今回の旅の舞台になるのは・・・・
関西横断か!?
平和な旅になる・・・予定です☆
それでは、1月6日~8日で行ってきます(・∀・)