半年以上前の2016年10月に書いた記事が下書きのままになってたので今更ながら更新。
(信州にいる頃に書いたものです)
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久しぶりの小説感想。
今回はここ数年たくさん読んでいる有川浩さんの作品。
有川浩さんって何書いてる人?有名?
有名です!!(笑)
これまでに読んだ作品の中にも有名な物語がいくつかあります。
映画化された「阪急電車」や「県庁おもてなし課」、それと自衛隊3部作と言われるうちの1つ目「塩の街」がとても好きです。
特に県庁おもてなし課は本当に好きで、読み終わって1分後にはもう一度読み始めました。
でも有川浩さんで超有名なのはコレかな?
「フリーター、家を買う。」と「図書館戦争シリーズ」
まだ読んでないけどジャニーズでドラマ化や映画化もしているから相当に有名だろ。
とにかく読みやすい作家さんです。
そして主人公の職業について詳しく掘り下げていて、読んでるとその業界に詳しくなっちゃいそうです。
そしてストーリーのテンポが良い!ダラダラと引っ張る感じが全然ない。
小説とかあんま読んだ事ない・・・って方にお勧めです。
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今回読んだ「シアター!」
シアター!を読みました。
最初「シスター!」かと思ってましたが「シアター!」でした(^_^;)
作品は、借金の膨らむ小劇団「シアターフラッグ」の奮闘が舞台。
劇団を描いた作品って世の中に多くあると思うんだけど、これ、俳優陣の物語も多いのだけど、運営側の事情も相当に描かれているのが珍しい。
公演の会場を選ぶ際に、民間運営のホールを辞めて、公共施設を借りて経費削減したりする様子がリアル。
舞台監督へのギャラが高いのではないか・・・とか、
稽古場を借りる際に「午前」「午後」「夜間」の区分借りについての描写があったりとか、裏方で働いているとよく出くわす問題や単語が次々と登場します。
よく調べたなあと。
ただ経費削減の話じゃ辛い話だけど、芝居の公演中のトラブルとかが描かれているので、ハラハラする展開もあってとってもエンターテイメント!
俳優陣も個性的キャラばかりなので、是非とも映像化したくなっちゃうような・・・いや、どちらかと言うとアニメ化したら面白いキャラ達かな。いっそ舞台化?!
普通に楽しい作品ですが舞台やイベントに関わる人達には、さらに楽しめるんじゃないかと思います。公共施設を運営する公務員や財団職員はホントに読んで学んでほしい。
という訳で今回のオススメ作品「シアター!」でした。
続編もある様なので今度読もうっと!
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