前回から引き続き阿寺渓谷散策をお送りします。
↓前回
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2021年9月12日 阿寺渓谷散策
六段の滝を見終わって、一度少し戻る方向へと歩く。
さっき降りてきた階段を登らなくてはならないんだけど・・・これが・・・
あはは、これは厳しい( ̄▽ ̄;)
コロナにおける運動不足時代において、これはなかなかハードな階段だぞよ。
この階段を登り切り、遊歩道を先へと進んでいくんだけど、これがまた鬱蒼とした感じになっていく。
鬱蒼とした遊歩道を進んでいく
うお・・・。
本当に何か出るんじゃないのかという濃い緑の世界。
大丈夫?
画面右側にある大きな岩の少し上に何か居ないよね(;・∀・)ゴクリ
他の散策客が居なかったらここら辺で引き返してたかもな。
さてさて、道を進んでいくと・・・
おお、遊歩道というか登山ルートみたいになってきたぞ?!
寄り道しなければ1.2キロのルートの様だけど、これはなかなか。
想像していたのと全然違う感じの散策になってるなあ。
沢なのかな?
ここを渡って行かねばならんらしい。
もちろん橋は用意されているけれどね。
タイトル的に阿寺ブルーを求めてとか書いてあるけど、もう大分そんなの見てない気がするな。すっかり森の中を歩いてるよ。
この沢らしきものを渡り切ると、また森の様子が変化。
今度は整えられている林の中を下っていくみたいだ。
短い距離の中でも色々と変化が多くて面白い。
見上げてみるとすっごい!!
これはまた整備されている林だな・・・。
林業の方々による立派な仕事なんだろうな。
そうして再び別れ道。
1つは遊歩道ゴールに向けた中八丁吊橋への道。
もう一つは・・・ウナリ島って書いてある。
なんだか分からないけれど、せっかくここまで来たのでウナリ島まで行ってみる。
別れ道からウナリ島までの道沿いは、なんだか獅子神様が出てきそうな雰囲気。
ほら、ずっと向こうに出てきそうじゃない?
そんな森を越えて行くと開けた場所に辿り着きました。
開けた場所に出た
わあ!!(*'▽')
阿寺川へと戻ってきたぞ!
しかも最初のポイントよりもゆっくりと過ごしやすそうな河原だ。
それにしても何という綺麗さ!!
ひんやりした水を触ったり、ぽけーっと景色を眺めてみたり。
川のせせらぎを聴きながら何もせずに過ごします。
水の色以外は普通の川。
けれど、遊歩道があるとはいえ殆ど人の手が入っている事のない阿寺川。
その自然環境の良さが、この水の綺麗さにも繋がっているんだろうなあ。
ウナリ島へ
ところで、ここへ来る看板には「ウナリ島」と書いてあった。
見渡してみても、それが何処なのかは書いてない。
ところが、他の散策人が河原を進んでいくのが見えたので、僕らも続いてみる。
なんか・・・・ある。
ここがウナリ島らしい。
恐らく増水すると、この河原は川底になるけれど、このハシゴの上の高さの部分は島の様になるんだろう。中州みたいな感じだ。
周りの景色と地形を見るとそんな気がする。
島は何だかフカフカの土だった。
どういう事なのだろう。とにかく地面がフカフカする。
2分くらいで一周出来そうな島の中に、個性的なベンチがあった。
これは・・・何だろう。
このベンチの向こうには驚きの景色が。
うわあ・・・!!
なんて綺麗なんだろう!!
これこそが阿寺ブルーの真骨頂だね!!!
これを見るためのベンチなのかな??
遊歩道ゴール
ウナリ島を散策して、さっきの別れ道まで戻り、ついにゴール中八丁吊り橋へ。
ふう、1.2キロという短い遊歩道のはずなのにな、立ち寄る場所もあったせいか、なかなかどうして満足感が高いぞ!!
この上流には、奥の方へ行くとキャンプ場もあるんだとか。
本当にあるの?こんな山奥に?
なんて思っちゃうくらいの山が続く。
と、いう事で阿寺渓谷散策でした。
また、何かの機会に歩きたいと思います!
おまけ ウナリ島の名称の由来
さて、最後までお読み頂いた皆さんは途中で疑問が浮かばなかったでしょうか。
ウナリ島・・・という名前について。
当初僕らも歩いてる時に考えました。
増水すると中州の様になりそうな場所を島と呼んでいる事から、「唸る様に音が聴こえまくる島」という解釈をして歩いていました。
さてさて、名前の由来には、とある民話が絡んでいる様です。
随分と昔の話です。
もし名前の由来に興味のある方はこちらの大桑村の紹介ページに一度飛んでみては如何でしょうか。このページの下の方に「ウナリ島」の解説はあります。
それを読んでみると、この遊歩道もちょっと違った雰囲気に感じるかもしれません。
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