江戸五街道というものがあります。
このうち中山道というのは江戸日本橋から京都三条大橋を繋ぐ内陸経由の街道です。
中山道には多くの宿場町があったのですが、そのうち37番目に福島宿という場所がありました。
現在の地図でいうと長野県木曽郡にある、木曽福島駅のあたりになります。
(JR中央本線)
松本中心地からは車で1時間30分ほど(約60キロ)
電車でなら松本駅から1時間15分ほど(970円)
そんな山間にある福島宿。
なんか急に思い立ち、ちょっとドライブで行ってきました。
木曽福島の町を歩く
やってきました、福島宿のある木曽福島の町並み。
わあ・・・
これが木曽福島か。
木曽川沿いにある小さな町並み。
なんだか何十年か前に遡っちゃったみたいな気持ちになる風景。
松本から来てもそう感じるんだから東京から来たらもっと感じるだろうな。
ここが福島宿の関所跡地。
ここから入って少しの間、木曽福島を歩いてみたいと思います。
中山道だから京都・大阪・名古屋の方へと続く道。
江戸時代はこんな宿場町を何個も越えて歩いていったんでしょうね。
時は令和時代の始まりを告げるゴールデンウイーク。
この世紀の大連休なので、写真では誰もいない感じに見えるけれど、少し観光客が来ています。
木曽川を眺める足湯なんかもあったりして、自転車で来てる人もいました。
街道ウォーカーさんはあまり見かけないなあ。
さすがに中山道は相当なツワモノじゃないと歩いてないのかな。
木曽川って流れが急。ちょっと怖いよこれって思った。
川を渡る橋があったんだけど、すごく不思議な形状。
河原に降りてみると、橋だけじゃなくて建物も奇妙。
崖屋作りっていう形状の建物なんだとか。
狭い土地に、少しでも広い家を建てようとして、こういう風にハミ出しているとのこと。
なんとなくハウルの動く城っぽい??
福島宿の古い町並み
上の段という地区まで歩いてくと、宿場町らしい場所が見えてきました。
おお、ここは歴史を感じるなあ。
奈良井宿とかよりも山が近い感じがする。
渋いなあ。これは渋い。
こういう道をゆったりと眺めるの、好きだ。
この福島宿は、ちょっとした距離しかないみたい。
なので路地に入ってみたりするんだけど、これまた良い感じ。
こういう路地、このブログ読んでる人だったら「わかるー、こういう路地って好きだわあ」思う人、いるんじゃないかなあ。いる?いるよね??
と、強制的に「路地好きな人いる」と押し付けておいて、町中を進んで行きます。
子供専用釣り場 矢沢川
名古屋に向かう中央本線がすぐ横を走っていく。
名古屋かあ・・・そのうち行ってみたいなあ。
そこには木曽川ではない小さな川もありました。
おお、水が冷たい・・・
こちらは矢沢川というらしい。
そしてここ、ちょっと驚きのノボリが・・・
子供釣り専用河川!!(;゚Д゚)
そんな専用河川あるのか!
まあね、浅そうだから安心だよね。
昼食はお蕎麦を頂きに「くるまや本店」
急に来たもんだから何も調べてなかったけど木曽福島って食べ物屋さんがあんまり無い。
ということで、蕎麦屋に入ることにしました。
ここしかお蕎麦屋さんが無いのか、めっちゃ並んだけれど、ざる蕎麦を頂きました。
松本あたりの蕎麦と比べると太麺!
もちもち感すらある太さです!
へえ、同じ信州でもお蕎麦って全然違うんだね。
ちなみに知っている人もいると思うけど・・・
信州では暖かいお蕎麦を食べる人はあまりいません。
素材の味をしっかりと味わうため、冬でも冷たい蕎麦を選びます。
うん、そうだなあ、次の信州移住記事では蕎麦についても書きたいな。
色々と面白い情報を知ったし。
そして、くるまや本店を出ると、また不思議な表示が・・・
つばめ低空飛行中につき徐行!
優しい町だね(^-^)
というわけで、木曽福島を少し散策してみました。
お土産に「ほう葉巻き」という饅頭を頂いて、松本へと戻りました。
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次回予告!
さて、次回から久しぶりにガッツリと旅連載をスタートしようと思います。
ここのところ、このブログで旅というと沖縄離島とディズニーが連続してました。
今回は久々に別の場所へ向かいます。
なにしろ今はスタート地点が長野県松本市。行きやすい土地も今までとは違います。
というわけで、今回は少しだけ北へ向かいます。
向かう先は・・・
数年前、このブログが、雑記ブログから旅ブログへと変貌したキッカケとなった場所でもある、一人旅好きの原点となった土地です。
その場所とは・・・・
富山県!!!
次回から富山横断編の始まりです!!!