信州散歩+旅ブログ「笑っていこうよ!」

信州松本暮らし6年目の日々

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37歳で舞台技術職から営業事務に転職して1年経って思った事

 

 

今働いている皆さんは、今の仕事ってどうやって決めたんだろう?

 

学生時代からやりたい事があったりしたのかな。

何となく受かった仕事に就いたのかな。

親の代から続く職を継いだりしたのかな。

 

僕は違った。

 

就職したのは1999年4月のコトだから、前世紀のお話。

その2年前に阪神淡路大震災っていう大きな大きな大地震があって。

 

何か災害が起きた時に、その地域に情報を届けられる様な仕事がしたかった。

 

目指したのはFMラジオの技術職。

でも全然受からなくて、諦めてジャンル変えた映像編集の仕事も全然受からなくて。

そんでもって当時募集が出ていたのが「市民会館や公民館での音響」のお仕事。

それを見て応募してみようと思った。

 

誰か有名人に会えるんじゃないかと思って。

 

5行前の素晴らしい動機はあっという間に消え去った・・・

 

最初に配属されたのは小さな福祉会館の音響業務担当。

有名人にはすぐ会えた。

東海林のり子さんというリポーターさんに・・・

 

だけれど動機が動機。ミーハーな気分で入った業界に思い入れはなく、1年後には音響から照明に担当を転じさせてもらった。

音響は見えないからよくわからない。

見える照明が楽しい。

以降、照明を中心に舞台裏方業界を生きていく事になる。

 

超巨大テーマパークでムービングライトやLEDを担当したり。

バレエ教室のクラシックバレエ発表会を次々と担当したり。

最新のファッション展示会でライティングを担当したり。

 

大きく分けて2社を経歴し、16年経った時、様々な事情から技術職を辞めることにした。

 

37歳にして、技術職を辞め、営業事務で転職をした。

 

そうして1年。

 

まあ苦労するよそりゃ。

 

まず、技術系の人ってさ、事務系の仕事を下に見ているトコない?

僕は全然そう思ったことないんだけどさ、職人風になればなるほど、事務職は誰にでも出来るとか思ってたりするんだよね。

 

アホかって思う。

 

僕ですら心の何処かで技術職より楽だと思っていた様。

実際に営業事務の仕事をしてみると、大変だった。

 

まず、僕の仕事は何なのかとおおまかに言うと、イベントホールの運営。

予約は担当しないのだけど、下見の対応、スペースの運用方法の提案、お見積りの作成、必要な備品類の手配、関連する業者への打ち合わせと発注、イベント開催時の運営、事後清算の請求書作成。

おまけにこれまでの技術の部分も使ってマイクやプロジェクターの設営までを行う。

 

それを週に何本か抱えているわけ。

 

だから同時進行で物事がドンドン進む。

例えば10月21日の設営をしつつ、23日の見積もりを作り、28日の業者の手配をする。

といった具合。

これまでの技術職なら本番を終えればそこで終了!はい飲み会!ってな具合だったけど、本番終わったって請求書とか色々やることは多い。

色んな事を同時に進行出来る脳がないとやっていけない。

2つの事を同時には無理ってタイプには全然無理。

こいつ使えないという烙印が押される。

 

それと僕はそうでもなかったけど、技術から転じて苦労する人が多いのがビジネスマナー。

例えばメール。

下手するとCCもBCCも知らない技術系の人間は多い。

Aさんにメール送ってるのバレない様にねって言ってもCCで送るオッサンもいる。

PDFじゃなくてExcelで資料送るヤツもいれば、署名なしのヤツもいる。

(これらは今の会社ではなく前職までの職場での話。)

 

それならば勉強すれば良いだけの話なんだけどね。

根本的に事務職を下に見ている人が多いせいか、直らない人が多いの。

だからこそ、営業事務に転じて初めて知った事はすぐに勉強した1年だった。

 

FAX返す事をリファックスと言うの知らなかった。

ハラル料理なんて単語知らなかった。

黒字化するために1割金額を乗せる計算方式が間違っていた。

いや、それどことか納品書とか請求書とか今まで曖昧な知識だった。

 

ていうか!!!

 

 

 

スーツで働いたことなかった。

 

 

 

着こなしがわからねえ。。。。

クールビスがわからねえ。。。。。

ネクタイやシャツの色、どこまでが一般的なのかわからねえ。。。。。。

大丈夫。ネクタイの締め方はわかる。高校の制服がネクタイだったから。

革靴は茶色にしてカッコつけてみた。

けど、先の尖ったヤツは今風過ぎてやめといた。

 

 

そんな風にわからない事だらけの中を1年過ごしてきた。

大都会、東京都心で。

 

1年前、長野県の浅間温泉で暮らしていたのが夢の様に感じる。

同じ時代の同じ世界とは思えない。

 

どちらが良いかは人それぞれ。

有名なブロガーのイケダハヤトさんなどは言う。

「まだ都会で消耗してるの?」

同じように田舎に転じたブロガーさんも、こんな事を発信する方もいる。

「俺(わたし)都会の人とは違うし」

 

都会と田舎、どちらが良いのかは人それぞれ。

都会が合う人もいれば、田舎が合う人もいる。

上記の人々みたいに「都会とは違ってココは!都会とは違ってボクは!!」とか言って、いつまでも都会を意識しまくって田舎に住むのは違うと感じちゃう。

 

そんな感じで、技術職と営業事務職、どちらが良いのかは僕にはまだわからない。

きっとどっちにも素敵な価値があると思う。

でも今はまだ全然わっかんない!

僕に合うのはどっちだろう。

しばらくすればわかるのか、

ずうっとわかんないのか。

 

まあ、なんとかなるでしょ!

これからもひたすら、笑っていこうよ!

 

そうすりゃきっと何かに辿り着くでしょ。

 

とりあえず。

今回の記事が辿り着いたのはそんな結論。

1文字たりとも書き直さずに一気に書ききった!

これぞ出来立てホヤホヤの書き下ろし!見直しもせんぞ!!(;・∀・)

 

次回予告! 

 

さて!!次回からは旅シリーズを始めます~(予定)

今度のはスポット紹介ではなくて、完全なる旅ブログです。

香川県(小豆島など)の時以来になるのかな。

まだ何話くらいになるのかはわかりません。

この更新の時点では出発してないので。

 

それではまた次回(*^^*)

 

 

 

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