平成最後の夏の信州旅。
行程4日間のうち、3日目の午後は長野オリンピックの開催地だった白馬村です。
木流川遊歩道を散策した後、予定はしてなかったのだけど、スキージャンプ台の標識を見かけたので立ち寄ってみることにしました。
到着すると小雨が降り出したんだけれど、とにかくまあ行ってみよう!
かなりビビる展開になる事は予想もしてなかったのだけれど・・・
白馬村スキージャンプ台
日本で昔、冬季オリンピックが開催されたのを知ってるでしょうか?
札幌開催と長野開催があったそうです。
そのうち長野オリンピックは1998年のこと。
今から20年も昔のことです。
出場した有名選手といえば荻原兄弟、里谷多英、荒川静香など素晴らしい選手たち!
調べてみてびっくりしたんだけど、上村愛子とかは長野オリンピックから登場してる!
さらに驚くのは・・・
スキージャンプのレジェンド、葛西紀明も出場している!(;゚Д゚)
さすがレジェンド・・・
そしてこの白馬村スキージャンプ台は、伝説の戦いとなったスキージャンプ・ラージヒル団体戦が開催された場所であるのです。
どれだけ伝説の戦いだったのかは検索してみてください。
オリンピックの映像なので、さすがにココに貼り付けるわけにもいかないので。
当時の施設の多くが老朽化や赤字化により廃れていく中で、このジャンプ台は今でも大会が盛んに開かれてるし、選手の練習場所ともなっているバリバリの現役施設です。
東京オリンピックでは大会後の施設運営が大きな課題だなあって思わせてくれます。
頼むよ?頭の固い政治家の人たち。
リフトでジャンプ台エリアへと登る
さて、解説と僕の思いはここまでにして、リフトで上まで登っていこう!
何だか雨が降ってきてリフトに乗ってると少し濡れるけれど気にしない気にしない!
しかし・・・なんつー角度だ!!(;゚Д゚)
こんな傾斜、どうやって滑ってるんだ??ていうか着地してるんだ???
見上げると、その傾斜とスケールの大きさに息を飲むしかない。
いやいやいや!!
こんな凄まじい角度と高さなの??
右のはラージヒルなのだけど、テッペンはまだ遥か先じゃん!!(^_^;)
誰だよこんな競技を考えたヤツは!!
そして頂上には五輪のマークの付いた建物が・・・
あそこから選手たちはそれぞれのジャンプ台に向かうのか。
怖くないのかな・・・・僕だったら足がすくむわ・・・
リフトは建物まで到着し、そこから振り返ると驚愕の高さ。
観客席が一望!!!
ではなくて白馬村全体が一望!!!
なんつー高さじゃ・・・こんな景色を見ながら跳ぶのか。
誰だ、ただ滑り降りるだけの競技とか言ってるヤツは。
跳んでみろよここから。
ラージヒル観覧ステージの衝撃
ん??
ラージヒル観覧ステージ??
どういう事だろか。近くまで行けるのかな?
まあ建物の中から見るだけなら、そんなに怖くないし見てみようラージヒル。
よく見える様な見えない様な・・・
金網だからけっこう怖いなあ。
これを金網無しでスキー板を持って歩いて行くなんて選手凄すぎ。
おや。
何やら看板が。
観覧ステージはこのちょっと上の段にあるみたい。
右は立ち入り禁止のトレーニングエリア。
なんだろうトレーニングエリアって。
ここが立ち入り禁止のトレーニングエリア・・・
・・・・。
って、ここ・・・
ラージヒルのスタート位置だ・・・
すぐそこには選手が滑り出す場所があるわけか。
ちょ・・・ちょっと待って!
観覧ステージって、このスタート地点より上なの???
スタート地点でさえ、テレビで見る通りムキ出しの場所なのに、そのさらに上って何??
ちゃ、ちゃんと怖くない作りなんだろうね??
ちょっと待て!!!!!(゚Д゚;)
ここ行くのかよ!!!
もう既に何点かツッコミ入れさせてほしい!!
何で道がスケスケの金網なんだ!!!!(雪対策?)
何で頭をブツけそうな鉄骨の道を行くんだ!!!
そして何だ!!!その床に貼り付けてある板は!!!!!
乗れねえ・・・
この板には乗れないよ僕は・・・
冷や汗が流れ出る中、恐る恐る道を進んで行く。
するとラージヒルの上に出ました!!
ひええええーーーーーー!!!!
怖すぎるっての!!!!
もうね、金網フェンスがあるとはいえ、むき出しなんだもんココ!!!
雨は止んだけれど、当たり前の様に風の吹く場所。
こいつは恐ろしい展望ステージだ。
樹海に囲まれてることがよくわかる。
あっちの方に村があるなあ・・・とか。
高所恐怖症の人は絶対に来れない。
実際、さっきの板のあたりでリタイアしている人もいたし。
ノーマルヒルにも行ってみる。
金網のスケスケ道は登りも怖いけど下りも怖い。
だって、下を見ながら歩かなくちゃいけないんだもの。
ビビりまくりながら建物まで戻り、続いてはノーマルヒルへと。
ノーマルヒル観覧ステージはこちら。
もちろん立ち入り禁止の練習エリアのすぐ横を通る。
低くなってといっても怖いものは怖い。
風は少しだけ吹いている。
そんなノーマルヒルからの眺めも壮大。
まあラージヒルよりかは低いとは感じるけれど、やっぱり恐ろしい高さと傾斜。
さっきからずーーーーっと冷や汗と、肩の強張りが止まらない(・_・;)
長野五輪の展示品を見ながら退却
建物に戻ってやっと一安心。
強固なものに守られている安心感はハンパない!!
1998年かあ、20世紀の事なんだね。長野オリンピックは。
今回の夏旅信州はゆったりと過ごしているけれど、唯一ここは緊迫したなあ・・・
高さ平気な人は楽しくて仕方ないと思うけれど、僕は高いの苦手なので緊張感すごかった。
というわけで、白馬村スキージャンプ台でした。
ゆるキャラという単語も無かった当時、長野オリンピックのマスコットだったのが、このスノーレッツくんたち。
最後にちょっとほんわかとして、この日は最後の宿泊地である松本市へと向かいます。
次回は「深夜の松本を徘徊する」です。
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