辰野町・・・
そう聞くと、まず思い浮かべるのは、ホタルかな?
あとは何だろう。
ドラえもんみたいな車が走ってることくらいだなあ、僕は。
実はお仕事で年間2~3回は行く事がある辰野町。
でもいつもお昼ご飯を探すのも苦労してたりする。
そんな辰野町で、お仕事がありランチタイムに時間がある日があった。
何か良いお店ないかなあとツイッターで呟いたところフォロワーの長野に移住したいカメラマンさんから「甘酒屋an's」の存在を教えていただきました。
なんだろう甘酒屋って。
酒蔵なのかな??
その割には英文字が・・・
キニナル!!
というわけでお仕事の合間のお昼休憩に行ってきました。
甘酒屋an'sの場所・・・フジタヤ
甘酒屋an'sはグーグルマップで検索しても出てこなかった。
どうやら普段は移動販売をされている様で、昨年6月になって、この辰野町に店舗を出したそう。
ちょっと町を散策しながらお店を探すと・・・
こんなトコにお店なんかあるのかなあ。
この道、何回か通ったことあるけど、飲食店なんか見た記憶ないけど・・・。
辰野駅からは徒歩圏内。
辰野市役所からも徒歩10分かかるかどうかっていう場所。
そこにフジタヤという店舗があり、甘酒屋an'sは移動販売じゃない日はそこで営業しているのだという。
フジタヤ自体は4人の方がシェアしているスペース。
甘酒屋an'sだけではなく、辰野町のことが大好きな女子4人がそれぞれお店を日替わりでシェアするという新しいスタイルなのだとか。
シェアハウスは知ってるけど、ここはシェアスペースなわけだ。
ん?甘酒屋なのに女子なの??
てっきりベテランの渋いオッサンがやってるのかと思った。
やってきたフジタヤはこんな場所。
おおーーー、レトロ!!
築70年くらいの建物なんだとか!
レトロはレトロだけど、ノボリやペイントの色などに若手のセンスを感じるなあ。
どちらかというと、渋いっていうよりレトロ可愛い感じ。
くろみつ豆乳甘酒を頂きながら、ゆったりする
入ってみると、カウンターみたいな場所があり、そこにメニューが。
けっこう豊富にメニューが用意されていて、どれにしようか悩んでたら、物凄く気さくな女性が「これと、これが今けっこう人気です!メニュー多くてすいませんっ!」って話しかけてくれた。
勧められたまま「くろみつ豆乳甘酒」を注文。
あ、しまった。コップしか写ってない!!!
くろみつの味がしっかりしつつも、甘酒の優しくて濃厚な味が口に広がって、なんていうか・・・ほっこり&元気!
さっきのお姉さんによると(店名an'sの元になってる名前の方)70年代家電が大好きで、このフジタヤの中もその頃の物でいっぱいにしたいんだそう。
見まわしてみると・・・
あ、なるほど!
70年代ね!
こういう瓶も、センス良く飾られていると可愛くなるものだなあ。
建物は古いので、電線を通すために窓に穴が開いていたり、梁が傾いていたりして、それを直したりしながら、どんどん良いお店作りをしているのだそう。
建物が喜ぶんじゃないか。
・・・ってその方、an'sさんは言った。
店舗の入ってる建物を単純に「物」として捉えてるのではない言葉だった。
そこにan'sさんの、この場所に対する愛情を感じた。
そういう感情、なかなか持とうと思っても持てない。
それだけ純粋にこの甘酒屋に真っすぐ取り組んで生きてるんだろうなあ。
見習うところがとっても多い。
さてさて、こちらはレコード!
お店にはコンポもあってBGMも流せそうだったけど、このレコードでかける音楽が、お店と合ってとっても雰囲気良かった。
レコード自体は常連さんや地元の方が持ってきて貸してくれるんだそうで、どんなレコードがその日置かれているのかはお楽しみ☆
ていうかレコードプレーヤーもいつも置かれてるわけじゃないと思う。
というわけで、甘酒屋an'sでした。
個人的には写真右奥にあるブレーカーも気になるところ。
あれ、感電しないよね?!
上のが本物で下のは飾りだよね。
(元・舞台照明屋だから電気系統気になっちゃう)
今後、注目されそうなお店だったのでリンクも張っておきます。
次回もこの辺り(伊那)のお出掛け記事です。
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