イベント尽くしの松本市。
今回伺ったイベントは国宝松本城 氷彫フェステバル2020
何も知らずに訪れたんだけど、この氷彫フェステバルには、わずか24時間で4回も訪問することになります。
僕のお出掛けの中でもかなり異質な展開となる今回の記事。
写真多めの回となりますが、1話で書ききりますので、最後まで読んで、氷のイベントの時間経過をお楽しみ頂ければ幸いです。
国宝松本城 氷彫フェスティバル
このイベント。
毎年2月に開かれている氷のアートの祭典です。
会場はこちら!!
そう!!
松本のランドマーク、松本城です!!
今回で34回目という歴史あるイベントなのです!
その内容ですが、大きく分けて2つのイベントで構成されてます。
総勢6ヶ国から氷彫の選手が集まり、その技を競い合う「ワールドチャンピオンシップ」
そして、若手作家による氷彫アートが制作される「プレイベント」が開催されるのです。
しかし、僕はそんな事何も知らずに松本城に向かいました。
そしてそれが、まさか、最終的には4回も会場に足を運ぶという壮大な戦いの幕開けになるとも知らずに・・・!!
2月1日(土) 11:30 プレイベント見学
イベントは2月1日と2日に開催。
2日間あるうちの初日の昼間にあたる時間にやってきました。
実は、この日の午後、松本城から徒歩圏内のセラミカというカフェで、SNSで知り合った方々と初対面するお茶タイムが予定されているのです。
なので、最初にこの氷彫フェスティバルに来たのは、そのついでといった感じでした。
写真でもわかるけど、スポットライトも用意されていて、夜になるとライトアップするんだろうなぁという雰囲気。
でもこのスポットライト。パーライトと言って、舞台照明の中でも熱さを感じるタイプのものなので氷彫アートにライトアップに向いてるかと言ったら、不向きな気がします。
まあ、今は昼間。
まずはプレイベントを楽しみますか!!
うおーー!!これは凄い!!
これプレイベントなの?!
いやこれ違うんじゃない?!?!
若手氷彫作家の作品とは書いてあるけど、これはもうアートだよ。
何で彫るんだこれ・・・・
少し離れた四柱神社の前にも氷彫アート作品が!!
これは馬だね!
足はもう溶けちゃったのかな??
陽の光で氷が溶けてくると、作品全体の色が透明から白く変色していくんだね。
うおーーー大きい作品!!!
どうやって作るのコレ!!
何処で練習してるのこういうの!
大興奮だよホントに。
こっちは魚と珊瑚だね!
複雑な曲線と、凸凹を利用した立体感!
いやあこれが溶けてしまう氷だというのが勿体ない!!
そして松本城の入口にはとんでもない作品が!!
見てよこの繊細なデザイン!
氷ってこんな風に彫れるんだね。
びっくりしちゃうなほんと。
さて、賑やかな声が聞こえるので行ってみると、松本城の前にはメインステージが作られてました。
あ!!!
アルクマくんだ!!!
今年のゆるキャラグランプリでホームの力を思いきり使って、ついに1位を獲得したアルクマくんだ!!!
アルクマくんはステージから降りてきてくれる時間もあったぞ!
なんてサービス精神!
子どもたちと触れ合うアルクマくん。
ん??
うお!!( ゚Д゚)
こっち見てる!!!
近寄ってきた!!!
なんなのなんなの!!!
ちけえ・・・・(;・∀・)
同日14:00 上土にあるカフェ セラミカにて
前回記事で歩いた上土にあるお洒落陶器のカフェ、セラミカ。
ツイッターでやり取りしていた方々と、こちらで初対面ティータイム。
ツイッター経由で知り合ってリアルにお会いするというのは、とことこ神奈川シリーズをやってた頃はよくあったし、ブログ経由で知り合った方々もけっこういるので、緊張しないかと思ったら、カフェがお洒落で緊張してしまった(笑)
まあ、信州移住してからは、こういうの初だしね。
この時の感想はまた別記事に書き残しておこうかな。刺激をとっても受けたので。
同日16:45 氷彫メインイベントの氷搬入が行われている
再び松本城を訪れると、氷の搬入が行われてました。
凄い数の氷が並べられている・・・!!!
ここはさっき、スポットライトが向けられていたエリア。
そうか・・・。ここにワールドチャンピオンシップの選手たちが作品を作るんだ!!
大会概要を調べてみると、その過酷な行程が明らかになった。
この直後、17時に競技はスタートするらしい。
昼間は暖かくて氷が溶けるから夕方から作るわけだ。
そして作品の完成タイムリミットは、今から12時間後の明朝5時。
えっ!!!( ゚Д゚)
み、明朝5時まで作るの?!?!
しかしそれでもタイトなスケジュールなのだという・・・!!
過酷・・・・!
じゃあ明日、完成した作品を見に来よう。
そう思い、この日は松本城を後にしました。
・・・・・というハズでした。
同日 22:00 深夜の戦いを見てみる
「行こう」
自宅でゴロゴロしていたのだけど、制作過程を見てみたくて再び松本城へとやってきました。
久しぶりに来た夜の松本城。
そこでは過酷な戦いが繰り広げられていました!
各国の選手というのはチームの様です。
大きな作品が多いから、脚立を駆使し、様々な工具を使って氷を彫っています!
これは・・・・武士かな??
なんか刀を構えている武士の様な気がする。
お城が背景だし。
それにしても寒くないのか。
気温はもちろん氷点下!
オリンピックのマークを刻み込むチーム。
一体これはどうなるんだろう。扇なのか?扇に五輪?
激闘が繰り広げられる松本城の前。
氷点下の夜に、氷を使った、熱いバトルです!
こんなの見たこと無い!!
来て良かった!こいつはグレートだぜっ!!
一度割れてしまった氷は、水をかけてコールドスプレーを放つ事で、元通りに接着するという技も見ることが出来ました。
なんという職人技!!
寒いのに興奮して温まってきました!!
なにこれ?! アロアナ?!
いやこれ崩れるでしょ?!大丈夫なの?!
正面にある松本山雅のモニュメントも修正中。
今年は暖冬だから手直しも多そうだ。
この戦いは早朝5時に決着がつくのだそう。
今は22時過ぎ。
戦いは深夜へ。そして早朝へと続くのだ。
身体が動かしっぱなしなので、こんな状況でも暑いんだろう。
何人もの職人さんが、氷点下の中でこんなものを飲んでいた・・・
翌2月2日 12:00 完成作品を見てみる
今でも失敗したなと後悔なのだけど、翌日の完成品は朝に見にいくべきだった。
今年は超暖冬。
昼間に見に行ったのでは遅かった。
全ての作品が透明度がなくなってしまった時間帯に入ってしまっており、白い氷になっていたのだ。
そして3割ほどの作品は解けて崩壊してしまっていた。
アロアナは粉々だった。
しかし・・・
しかしだ!!!
細やかな氷彫作品で溶けてないものはまだ昼間でも存在していた!!
透明度のある時間に来ればよかったけれど、それでもこのクオリティ!!
立体感が違うな!!
曲線も美しい!!
この作品の腕なんてめっちゃ細いのに、どうやってあんな形に作られているんだ!?
こいつは昨日の武士だね!
刀はもう溶けてしまったみたいだけれど、松本城がバックだから和風の作品は雰囲気に合うね。
あ!!オリンピックの扇!!
あそこから竜が出てくるデザインだったのか!!
全然想像と違う完成だった!かっけー!!!
なんじゃこりゃ!!氷なのに躍動感がすげえ!!
このまま動き出しそうだ!!
これ個人的には優勝だな!!
うわ、貼り付ける画像、コレじゃないや、間違えた(;・∀・)
土台の柱が細くて不安になるけど、この時間でも立派に作品が残ってる。
コーラ飲みまくってたチームなのにすげえ!!
松本城に合うなあ、このデザイン!
てゆうか、どんな工具を使ってるんだよ。
見てるとゾッとするなあ。レベル高すぎて。
そういえば、作品作る時って、設計図はどうしてるんだろ。
紙とかに書いておくのかな。まさか頭の中じゃないだろうし・・・
ともかく、プレイベントから制作過程、そして完成品と、その時系列を追えて勉強になるし、謎は深まるしで、楽しい24時間でした。
ちなみに巨大な作品だけではなく、小さなものも楽しめます。
氷に入っているお花たち。
お洒落だなあ・・・
おや???
ステージには今日もゆるキャラが。
誰やねん!!!(*_*)
いや、真ん中のは山賊焼きのキャラクターだというのは、まあわかる。
右の司会のお姉さんもわかる。お酒好きそうな声だったけど。
左・・・誰・・・。少し太ってるじゃないか・・
というわけで氷彫フェスティバル2020
時間を追ってのレポートでした。
個人的に一位だった作品の写真をもう一度貼り付けて、今回のレポを終わろうと思います。
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