コロナが日本で始まって9か月。
第2波も一旦落ち着いてきたので、神奈川県へ帰省する事にしました。
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長野県から神奈川県へ「帰省する規制」
このブログを読んでくれている方の半数以上は長野県に住んでいるわけではありません。
なので長野県から首都圏へ帰省する際、どんな規制や反応があるのかという事を説明しなくちゃと思います。
まず、コロナ第1波期間中は全国で緊急事態宣言が出されたわけですので、もちろん県を跨ぐ移動は「不要不急」な時以外は避けることになっていました。
これはもちろん国からだけではなく、長野県からも県民に要請が出ました。
その後、緊急事態宣言が終わり、6月になって感染が落ち着くと、県を越えての経済活動も再開していったのは首都圏と同じです。
ですが7月から先は首都圏と長野県(地方)では考え方が異なっている様でした。
「首都圏の人間は長野県に来るな」
「東京都在住者、入店お断り」
「長野県から出るヤツは批判されても仕方ない」
などの思想を持つ人々が登場したのです。
長野県で生まれ、学校も仕事も長野県の中だけで過ごしている方としては、そういう考えを持つのかもしれません。
ほら、日本から出ない人は、海外の感染者を入国させるなって思うでしょ?
それと同じ。
長野県から出る必要のない人は、県外の感染者を入れるなって考えが生まれても不思議じゃないんです。
東京の知人にこれを言ったらドン引きしてました。
そりゃそうだ。僕もドン引きしましたもん。
でもね、地方ではそれが現実。
感染者を出した企業の窓ガラスが割られたりするんだもん。
なので、7月に第2波が始まってしまい、当面は長野県から神奈川県へ帰省するのは諦めてました。
そんな中、僕は感染初期からずっと目安にしてきた数字が2つあります。
感染者数の7日間平均グラフと、実行再生産数。
第1波の時、これが下降線に入ると、感染者数は減っていくのがよくわかりました。
なので8月中旬。この2つの数値が減っているのを確認し、9月に帰省出来る状況になると判断。
長野県自体の感染者数なんて、1日で2~3人なので、こちらから他県にウイルスを持ち込む心配は殆ど無く、安心して神奈川県へ帰省することとしました。
神奈川帰省1日目
中央道で長野県から脱出。
マイカーで首都圏に向かう時、一番好きなパーキングエリアがここ。
ここではソフトクリームがとっても美味しい!!
さらに、毎回の様に食べるものがあります。
舞茸そば!!
このPAのこのメニューが大好きで!!
いつも食べます!
いつも同じ席で!!(笑)
そうしてついに・・・
東京都へと戻ってきました!!!
大都会!!東京都!!!!!
・・・。
都会ではないね。
今回、東京都はかすめるだけ。
ここは中央道の高尾山インターチェンジ。
久しぶりの東京都入りは、野焼きの煙が凄かった(笑)
そしてここから町田街道を使って地元である神奈川県相模原市へ。
今年はじめて、母に会いました。
「あけましておめでとう!」
美味しい日本酒を持ち込んで、親子で久しぶりの会話をしました。
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神奈川帰省2日目
今回は実は家の用事が色々とあり、それを朝から処理。
昼になって一旦作業が落ち着いたところで、神奈川県内の大船へと行きました。
フォトショップHAZUI
実はここで「とことこ神奈川」をやっている頃に知り合った方の写真が展示されているというので拝見しに来たのです。
※とことこ神奈川シリーズに登場したこともあります。
題材はその人も大好きな江の島。
撮影日は雨だったのでしょう。その水滴を活かした透明感と情緒のある作品が展示されていました。
江の島の事をよく知っていて、そしてその地が好きでなければ撮れない1枚でした。
見に来て良かったなと、じんわり心に刺さりました。
帰り道はタイムフリー機能を使ってですが、エフヨコのE-ne!を聴きながら相模原へ戻りました。
その夜・・・。
少し実家周辺を歩いてみました。
長野県民の方からしたら意外に思うかもしれません。
神奈川県の実家周辺はこんな真っ暗な感じです。
「神奈川県に行ったら感染すんじゃないの?」
そう心配するのは分かりますが、神奈川県の全てが都会じゃありません。
こんな人通りの無い場所で感染なんかしないっつーの。
東京都だろうと、神奈川県だろうと長野県だろうと、安全な場所と感染リスクのある場所は分かれています。
え?東京都はもっと栄えてるって?
じゃあこれみて。
この川は境川。
東京都と神奈川県の境目です。
どっちが東京都で、どっちが神奈川県かわかりますでしょうか。
ここにGotoトラベルの境界線が引かれている様ですが、どんなに目を凝らしても見えません。
そんなもんです。
ウイルスに行政の区分けは通用しません。
神奈川帰省3日目
最終日は午後まで実家で母と過ごし、出発です。
向かったのは東京都国分寺市。
祖父母のお墓参りです。
昭和っぽい雰囲気の漂う西国分寺駅前。
この町に、祖父母の家が存在していました。
そしてお墓参りをしていきます。
なかなか実家へもお墓参りも出来ないコロナ時代。
やがて来る第3波の前の小康状態の時期に首都圏へ帰れてほっとしました。
長野県は大好きですが、やっぱり神奈川県と東京多摩地区は心が落ち着きます。
そうして僕は再び長野県へ向かいます。
この辺までは首都圏在住時によく来ていたので、色々な思い出があり、センチメンタルな気分になってしまいました・・・
さて、2泊3日の神奈川帰省。
やる事を済ませたし、また新たな日々を長野県で送っていきましょう!
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