長野県の様々な町を歩く「とことこ信州」
戸倉上山田温泉編の最終回です。
↓これまでの展開
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2020年11月3日 14:30 上山田温泉 かめ乃湯
大黒食堂でニンタレカツライスを頂き、お腹いっぱいの足でやってきたのは、かめ乃湯さん。
ここら辺は上山田温泉らしい。
戸倉温泉と上山田温泉は何処から分かれているのかさっぱり分からない状態だけど、とりあえずここは上山田温泉。
とりあえず一言で説明すると、この辺の温泉地を総称して信州・戸倉上山田温泉というらしい。
外湯の七福神巡りがあるので、今回は2か所ほど入ってみたいと思います。
けっこう綺麗な温泉施設。
肌に染み込むような感覚のするお湯。
お腹いっぱいの状態なので、ゆっくりと浸かっていく。
はあ、これは乾燥する秋冬に肌に良さそうだわあ・・・。
温泉地の夕方をゆっくりと散策
かめ乃湯を出ると、少しずつ陽が傾いてきました。
どうやら西の方角に山があるので日陰になるのが早いみたい。
人通りはまばらだけど、それでも時々、旅館やホテルに入っていく人がいる。
西日になっていく温泉町っていいな。
でも明るいうちに色々な通りを巡っておきたい。
何故なら・・・
暗くなったら通るのに躊躇する道も多い。
戸倉上山田温泉は温泉よりもパブやスナックの方が多く見かける。
ふと気づくと行灯が灯り始める。
明るい様にも感じるこの時間だけれど、山の麓はあっという間に暗くなる。
旅館の建築などを眺めながら歩いていると大きなホテルも出てきた。
清風園。
あれ、ここはスターツグループかな?
新浦安のホテルエミオンと同じグループだな。
一番長い付き合いの後輩がエミオンで働いてて、一度、ここの話題をチラリと聞いたことある様な。
こういう大きなホテルもあるんだねえ。
本当は山の上にある建物まで行きたかったんだけど、大黒食堂とかめ乃湯で時間使い過ぎて、登るのは断念。
このまま温泉地を巡ります。
お、瑞祥。
これ、松本市にもあるね。
どういう事かと調べたら、ここから温泉を運んでいるのだという。
てことはここが大元ってことか。
入ろうと思ったけど、かなり賑わっていたので、別の温泉を探すことに。
それにしても温泉というより夜の歓楽街(地方の)という風情の強い土地だ。
様々な飲食店の看板が軒を連ねている。
そんな中、外湯巡りの象徴たる銅像を発見。
7か所の外湯めぐりか。そういうのをテーマに巡るのも楽しそうだけど、僕の場合のぼせそうだなあ(;´・ω・)
でももう一か所くらいは入っても真っ暗にはならなそうだ。
そう考えながら歩いていると、千曲川に辿り着きました。
この広大な河川敷が水で埋め尽くされて氾濫するというのは、やはり想像が出来ない。
この上流では氾濫もあり、鉄道の橋が落ち、人にも土地にも被害が出た。
ここから下流ではさらに大規模な氾濫が畑や家、新幹線をも水で埋め尽くした。
それは千曲川が下流で信濃川という名前になった後の流域でも同じだ。
あの日、この川だけではなく東日本の各地で大規模な氾濫が起きた。
この先、想像を超える嵐は再びやってくるだろうけど、あの台風の経験が少しでも活かせるといいな。
千曲川を越えて反対側を歩く
橋を渡り、少し歩くと七福神巡りの一つがあった。
川を渡っても温泉地は続くのか。
戸倉観世温泉。
ここは銭湯の様な作り。番台とかある。
お湯は不思議なことに薄いブルーの様に見えた。
こちらはぬるぬるっとした感触のお湯で、またも肌に染み込む感じ。
地元の方で賑わっている感じだ。
何故そう思うかというと、みんな身軽な恰好で来ているからだ。
今回は七福神巡りのうち2つを巡った。
そうかあ、外湯巡りかあ。
そういう散歩も良いかもな。
今度やってみるか、うん。
さて、どうやらこの辺は総称の戸倉上山田温泉ではあるけれど、細かく分けると・・・
新戸倉温泉?!( ゚Д゚)
え?ナニソレ?!
また全然知らない名前が・・・・。
けっこうエリア分けされているんだね。
ここには白鳥園という外湯もあって、フォロワーさんからはコッペパンが絶品だと聞いてたんだけど、何故か9月で販売終了・・・残念。
その白鳥園からは千曲川も対岸に戸倉上山田温泉の中心地が見えた。
とことこの終わりに
さて、戸倉駅からぐるっと一周歩いて戻ってました。
戸倉上山田温泉は昭和レトロであって、温泉もちょっと珍しい湯質で、時間ある時にまたのほほんと過ごしに来たいなという温泉地。
時間無くてまだ行けてない場所も残ってるので、そのうちまた再訪したいなぁ。
その時はまたニンタレカツライスを食べようかな!
という訳で!
とことこ信州、戸倉上山田温泉編!
これにて終了〜!!
5時間のお散歩、約18,000歩でした。
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