信州の色んな場所を散歩する「とことこ信州」
↓前回の行程
後半戦は支局のある中心地をスタートして西側へと進んでみようという計画です!
4月28日 14:10 松本市四賀地区 会田宿付近
なんだかレトロな雰囲気の通りに出てきました。
四賀支局から徒歩2分って位置です。
不思議なことに地元ではない感じの人も歩いてます。
決して観光地ではないと思うんだけど、なんでだろう??
それはこの文字でわかりました。
善光寺街道・・・
ここは街道なのか。
観光客みたいなのは街道ウォーカーかな。
塩尻のスタートポイントは中山道と分岐する形だったらしく、江戸や京都の方から歩いてくる人々がいたというのです。
そしてここはというと・・・
善光寺街道・会田宿。
最盛期には13もの旅宿があったという宿場町なんだとか。
ただ、鉄道が栄えた時代に人々の流れは篠ノ井線にかわり、今は宿場町の名残があるという感じになってます。
でも良いよね。
こういう雰囲気の通り。
松本市街地からかなり離れてるから観光客が来る様な場所ではないのかもしれないけど、知らない土地でこういう場所に巡り合えるのは散歩ブロガーとしては、たまらないよ。
樹齢350年といわれる千本松。
数年前に虫にやわれてしまったとのことですが、きっと長い間、宿場町のシンボルとして生きていたに違いない。
そして街道ウォーカーさんたちは、まだまだ先へと向かって行きます。
この先はどこへ繋がるんだろう。筑北村の方かなあ??
僕はと言うとこんな強烈な坂は回避して、西側(安曇野の方角)へと歩いて行きます。
会田神明宮さまに立ち寄る
しばらく道沿いを歩いて行くと、鳥居が見えてきました。
何だか立派な神社の様。
会田神明宮という名前が鳥居に掲げられていました。
想像以上に立派な神社。
ここで少し水分補給の休憩とします。
とことこ信州シリーズではほぼ毎回の様に神社に立ち寄ります。
その地を歩かせていただいてるご挨拶をするのが僕の中での恒例となっているからです。
詳しくはわからないのですが、僕の母方の先祖は大山を信仰する神社の祈祷師だったということで、そういう意図が少しだけ僕の中にも残ってるのかもしれません。
ただ、本当に少しだけです。神社について詳しいわけでもないので。
さらに西へと歩いて行く
会田川という川の土手に出てみました。
綺麗な水と爽やかなせせらぎ。
土手沿いを歩いて行きたい気持ちですが、この先は誰かの家みたいなので、道へ戻って進んで行きます。
会田という名前が色んなところで出てきますねー旧四賀村。
うーーん、いい感じの県道だ。
旅するなら県道で。なんて”水曜どうでしょう”で言ってたけど、ここは本当にそういう雰囲気。
そして今回の散歩での目的地が見えてきました。
古民家カフェKajiya & 小さな書店ヒトトキ
今回、散歩地に旧四賀村を選んだ理由がここKajiyaさん。
古民家をカフェ&ゲストハウスとして運営されているとのことですが、来てみたらヨガとかギャラリーまでやってるではないか。
うわあ・・・これはもう旅館みたいだね!
あ、実際、2階には泊まれるみたいだけど。
家の前で(もはや店の前でとか書くのも違う気がしてこの表現)地元のコなのか、旅行中のコなのかわからないけれど、小さな女の子が「こんにちはー!」と元気に挨拶してきてくれたので、僕も手を振りながら「こんにちはーー!!」と負けずに言ってみた。
なんというか祖母の家にいるかの様な安心感。
ここでコーヒーとケーキをいただいて休憩とします。
ほっとする時間。
優しい味のケーキをいただきながら、縁側からの長閑な景色を楽しみます。
お店の方と少しだけ会話しましたが、こちらの方も四賀へは7年ほど前に移り住んできたのだそうです。移住してきたとこは僕と同じですが、こんな山の地区に古民家カフェを開くだなんて相当な勇気が必要だったんじゃないかなーって思います。
いや、移住に関して素直に言うと、かなり練られてここでお店を出す事にしたんじゃないかなあ。空間はほっとする空気だけれど、きちんと”暮らしていくこと”を考えてる気がする。惰性ではない。
お店は2階に上がれます。
ギャラリーがあるとのことなので、そちらも伺わせていただきました。
美術館かのようなギャラリー。
なんていうか秘密基地っぽい。
こちらのお部屋はゲストハウスとして運営されているんですって。
気の合う友達数人で泊まって小さめの声で談笑しまくりたい。
小さめの声で談笑・・・成立するのかわからないワードだけど。
このKajiyaのすぐ脇に、小さな書店があるというお話をお店の方から伺い、そちらにも行ってみる事にします。
古本、新刊のヒトトキさん。
シンプルで可愛いデザイン。
”この奥です⤴”っていうのが好き。
え!ここ?!
ひえーワクワクする!テンション上がるなあ!
いや、書店だからね、テンション上げちゃダメだよ。
小さな店内には読みやすい内容の本が置かれていました。
エッセイとかあったら購入しようかなと思っていたんですが、前から読みたいと思ってた優しい雰囲気の小説があったので1冊購入。
しまった。先にこちらで本を買ってからKajiyaさんで読めば良かった(笑)
ヒトトキの方もとても柔らかい雰囲気の方で、少しだけお話したのですが、心が和やかになった気がしました。
このKajiyaとヒトトキには、また来たいと思います。
ありがとうございました♪
四賀支所へと戻る帰り道
季節は春。
4月28日とはいえ、四賀地区ではまだ桜が咲いています。
信州はとても四季を感じられる土地ですが、この辺は本当に季節を強く意識しそうです。
やがて日を傾いてきたので、四賀支所へと戻ります。
四賀支所から松本中心地へと戻るからですが、長閑な道は夕方を長く感じれる。って思うんだけど、どうかな。
と、いうわけでとことこ信州、第2回は旧四賀村編でした。
1回の散歩で2か所も古民家カフェに入ったのは初めてだったかも。
自宅からは車で30分くらいだし、散歩以外でもまた来たいと思います。
それでは「とことこ信州」、また次回!
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