12月頭に歩く晩秋の京都。
初日の夜は秋の紅葉ライトアップが行われていたので、それを巡る事にします。
実は京都の2022年秋シーズンは物凄く賑わったそうで、分散参拝の一環で、夜も入れるお寺や神社があったりします。
そんな場所はライトアップイベントをしているので、湯豆腐を食べた南禅寺エリアから歩いて行けるという事もあって平安神宮へと行ってみる事にしました。
今回は文章より写真多めの回です。
↓前回の記事
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2022年12月2日 夜の平安神宮を散策する
平安神宮参道
おっきな鳥居が・・・・
なんか見た記憶がある・・・。
そういえば2004年くらいに、滋賀県大津市に住んでる当時の彼女と来た事があるのを思い出した。18年ぶりって事か。
京セラ美術館という立派な建物があって、その外観に感嘆しながら歩いて行く。
やがて正面に平安神宮が見えてきた。
とても立派な建物がライトアップされている気配。
近づいていくとその姿が大きくなります。
西暦794年、平安京という名前の都を作り当時の天皇が住み始めました。
それから1000年以上、日本の中枢としての役割を持っていたわけです。
世の中は明治になり、京都は急激に衰退しました。
その際、平安遷都1100年を記念して京都の復興の中心として創建されたのが平安神宮です。
ちなみに前回の記事で出てきた蹴上インクラインなどの琵琶湖疎水事業も、衰退した京都の再びの反映を目指し作られたものです。
平安神宮ヨルモウデ
さてそんな平安神宮ですが、NAKEDというライトアップ企画企業が照らしているので巡ってみます。タイトルは平安神宮ヨルモウデ。
有料で結構お高い・・・当日1800円
※NAKEDの企画は何年か前に後輩と日本橋で行った事あるので名前はよく知ってました。
中に入るとLEDで光る提灯を持って歩く事になります。
厳かなBGMが響く中、静かに巡る。
ピカピカと派手に光るライトアップは無く、ゆっくりと雰囲気を壊さずに動くムービングライトとプロジェクションマッピング。
松本城とか善光寺のはパリピなライトアップなんだけど、平安神宮ヨルモウデは品がある感じ。
割と空いてる。
密とか全然気にならない感じ。
建物に当たっている色鮮やかなプロジェクションマッピングはゆーーーくりと回転している。
光の道が社殿へ続いてる。
社殿の横はあえて薄暗い感じなので、神宮の夜という雰囲気がするのが良い。
18年前に来た時は昼間だったから、同じ場所に来たという感じがあまりしない。
薄暗い中を提灯を持って奥へと進んで行く。
こちらは何だろう・・・??
100年前に作られた庭園らしいのだけど、夜なのでまた幻想的な感じ。
どうやら大きな池のある庭園の様子。
社殿とはまた違い、自然を感じれるライトアップ。
池の反射と紅葉と。
春は桜も素晴らしのだとか。
そんな庭園にもプロジェクションマッピング。色が変化します。
向こうに見える紅葉の場所へ行くには何とも厳かな通路を渡る。
池の向こうには何やら食事会をしている建物も。
静かで品のあるライトアップ平安神宮でした。
18年ぶり・・・だけれど昼と夜で全然違うので、また再訪したいな。
さて、平安神宮から八坂神社の方へと歩いてみます。
その前にロームシアター京都という場所で一旦、暖を取りました。
長野県に比べれば暖かいとはいえ12月の長時間散歩は冷えます。
湯豆腐と日本酒の効果もこの辺までの様です。
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秋のライトアップ知恩院
知恩院の参道
八坂神社まであと少し・・・
というところまで来たところで、何やら気になる看板が・・・。
明日で終わりになるライトアップをやっているという知恩院さん。
知らないお寺なんだけど、とても立派そうなので行ってみます。
また参道が凄い。
そういえば南禅寺の辺りから空に放たれる光が見えてたけど、どうやらここの様子。
今度はお寺なのでなかなか渋い迫力が迫りくるかの様。
相当に立派なお寺です。
全然知りませんでしたが・・・知恩院は何のお寺なのかというと・・・
浄土宗の総本山なのだそうです!!!
1175年創建とあるから、もうすぐ鎌倉時代という頃に作られたお寺の様です。
こんな大きくなったのは江戸時代に入ってからの話らしく、幕府からも庶民からも慕われていたお寺なのだそう。
それじゃあ予定にはありませんでしたが、こちらにも立ち寄ってみましょう。
秋のライトアップが行われていた
訪れたのは12月2日。
この翌日まで秋のライトアップ期間中でした。
だからこそ夜でも入れるのですね。(有料です)
見上げると空まで届くサーチライト。
おお、強力なの使ってるな。平安神宮とはまた違うテイスト。
枯山水が青く照らされているのとか表現思いきり分かりやすくしてるなあ。
お寺の境内に友禅庵という一角があり、昭和29年にそれまであったものを改修して作られた庭園だそうです。
湧水を引き入れた見事な庭園は、桜の名所でもあるのだとか。
三門があった辺りから登っていくと、御影堂という大きな大きな建物に辿り着きます。
現在の御影堂は徳川家光が作ったとのこと。
例のサーチライトもここから。
正面に回ってみるとこれが何とも威風堂々。
この日、中では「お坊さんの話を聞こう」という催事が行われている様で、何やら平和を願う話が境内にもスピーカーから流れていました。
さらに登ると・・・
大きな大きな鐘楼!!
めちゃくちゃ大きい!!( ゚Д゚)
こんなんどうやって吊ったんだよ( ̄▽ ̄;)
知恩院は何かと立派なものが多いな!
ただやはり夜のお寺、雰囲気が只者じゃないです。
境内はけっこう傾斜になっているせいか少し標高が上がった様子。
遠くに京都タワーも見えました。
秋のライトアップを満喫し、下っていきます。
最後に、やたら力を入れたライトアップを見学して、知恩院を後にしました。
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8年ぶりの八坂神社
知恩院から歩いてすぐの場所に八坂神社はありました。
本日はここが最終目的地。
朱い色が印象的な八坂神社。
前回来たのは2015年1月なので約8年ぶりです。
1月の時は昼間ということもあり相当賑わっていたので今回は静かに巡ります。
さすがに疲れてきていて(この時点で歩数計は20000歩越え。しかも仕事後)
なんとか参拝したという感じ。
それでもやはり久しぶりに訪れる神社というのは感慨深いものがあります。
八坂神社から祇園を通り四条河原へ
さて八坂神社を巡ったので、十条にあるホテルへ戻ろうと思います。
賑やかな祇園を通ります。
ちょっと祇園の路地を覗きながら・・・
鴨川を渡る橋で八坂神社方面を振り返ると歌舞伎座が。
12月の夜21時だというのに鴨川には佇む人も。
結局ここから四条駅までかなりの距離があるものの歩きまくり、この日の散策は終了としました。
この写真は四条駅じゃなくて、京都河原町だけど・・・
四条駅の写真撮る体力無かった模様・・・(笑)
さて、旅の(出張)の初日はココマデ。
次回はホテルレポートを入れて、2日目の行程は伏見稲荷大社と銀閣寺を巡り、仕事へ戻ります。
→次回へ続く
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