信州散歩+旅ブログ「笑っていこうよ!」

信州松本暮らし6年目の日々

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【首都圏からの松本移住/5周年レポート!】苦労したことを書いてみちゃう!

2024年1月19日。

本日で信州移住5周年となります!

 

5th anniversary!!

 

2019年1月19日に首都圏からやってきて5年です。

(2016年にも半年くらい住んでるけど)

 

年に1回くらいペースで移住レポートを書いてきて、実は毎回結構読んで頂いてるのですが、今年も書いてみます。

今回のテーマは

 

「長野県に住んで大変だったこと!」です。

 

 

 

 

 

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5年間暮らしてみて大変だったこと、苦労したこと

 

まあ同じ国内なので移住って言っても、ちょっと遠い引っ越し。

なんせ住んでた東京都日野市から長野県松本市なんて200kmほど。

長野県で言えば南の飯田市から北の小布施町あたりに転居するのと大して変わらん。

 

それでも文化や風習など、大切にしているものが違うから苦労したこと、理解するのに時間がかかったものはあります。

SNSでこのテーマをやるとすぐに炎上するのでブログで書いておきます。

今後、長野県へ移住を計画されている方へ、何かの参考になれば幸いです。

※とはいえ今回は苦労がテーマだからプラスポイントはあまり出てこないけど

 

 

地元に残してきた親との交流

 

このブログを読んでる人は何歳くらいの人が多いんだろう??

最初から重い話だけど移住者には避けては通れない話

 

まず最初に大切なことわざを使ってみる。

 

 

「いつまでもあると思うな親と金」

 

 

200kmという距離、恐らく移住者にとってはそこまで大した距離じゃない様になっていくと思う。

住んで1年~2年くらいは遠いなあと思っていたけど、3年くらいすると、ささっと行ける様になってくる。車でも電車でも。

 

それでもやっぱり予定に組み込まないと往来はしない。

ついつい移住先の長野県での遊びが優先されて、帰省するのを疎かにすることもある。

 

気付いたら、親の白髪が増えていく。

ちょっとパワーを感じなくなっていく。

 

親が二人いるうちは良いと思う。

けれど我が家は母一人。

やっぱりちょくちょく帰省して様子を見なくちゃって思う。

 

 

じゃないと多分、いつか後悔する。

 

 

人間って。

特に自分の親って。

弱っていくとは思えない。

けれど生物は必ず歳を取る。

自分たちだって歳を取る。

だから、ちょっとした時間やお金がかかっても、会いに行かなくちゃなと感じる様になった。

 

移住関連のメディアって、移住先の事しか書かない。

移住前の事はまるで存在してないかの様に書く。

でもそこには親や家族が住んでる人が多いはず。大切な友達も多いはず。

そんな皆に会いに行く回数は減るし、予定を合わせるのもちょっぴり大変になったりする。

 

そんなの普通じゃんって思うかもだけど、先日こんな事があった。

 

72歳の母が一人で暮らす集合住宅で火災が起きたのだ。

 

 

 



 

深夜帯の火災。

配電盤が燃えて、電気・水道・ガス・通信が止まった。

(てか今これ書いてる時点でも止まってて避難している)

 

火事が年末年始だったという事もあって各業者が既に長期休暇に入っていて、避難先を探すのが苦労した。

 

全てインターネットで完結できる時代かと思ってたら年末年始は業者もやっておらず、部屋探しも各種ライフラインの開通も全て電話でやった。

ネット完結型のサービスも多く、僕は良いとしても母には難しい内容の事が多いので全て僕が手続きしたんだけど、やっぱり現地に行ければここまで苦労しなかったなと。

かなり大変だった。

 

この写真も火災から1週間後にやっと現地入り出来た時のものだ。

 

高齢になっていく親をどうするかという事は誰にでも訪れる事だけれど、移住者にとっても逃げられない課題なのだ。近くに住んでいるよりももっと考える事が増えるのは間違いない。

いや、しっぽ撒いて逃げる事も可能かもしれないけど、僕にはそういう事は出来ない。

そして今後、これについてはどうしていくのか、まだ見えない部分が多い。

 

※対策として、東京や神奈川にも営業所がある中小企業に属してるけど

 

 

ちなみにこの火事の顛末はまた何処かで書こうかと思ってます。

 

 

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マジメな方が多い!!

え?真面目の何処が悪いの?

という気もしますが・・・(笑)

 

僕がこの5年で知り合った生粋の長野県民さんは、とっても真面目な方が多かった。

チャラい人って殆ど知らない。

けど僕って、あんまり男性っぽいキャラクターしてないし、真面目スイッチ入れてる時と、全く入れてない時に分けてる性格。

仕事の打合せでも笑いの要素を入れていきたいタイプだし、取引先から急なユーモア入れられた時はちゃんとツッコミ入れたりノッてみたりする。

 

これが今までは普通だったんだけど、長野県では冗談とか好まないタイプの男性もけっこう多い。

・・・・ん?

気を使い過ぎた書き方したな。

冗談が通じないタイプの男性も多い。

(いや、サービス業の男性はそんな事ないよ)

 

冗談が通じないタイプの男性と仕事する際、僕みたいな笑い要素も入れていくタイプは相性が悪い( ̄▽ ̄;)

 

これが実は意外と苦労した。

 

男性にそういうタイプが多いからか、女性は朗らかで、柔軟な対応力のある人が多い。

長野県ってこれでバランスが取れてるんだな~って思う時あるもん。

 

でもオフ会で出会う男性は話しやすい人が多かった!(てか全員)

知らない人同士の交流を、大人になってからも始めようとする人は話しやすい人が多いよね!

参加した男性の方々、どうでも良いボケやツッコミをしたりしてすいません!

 

 

松本出身の奥さんによると「信州人の男性は自ら笑いを起こすのが恥ずかしい人も多い」とのこと。ふむふむ、これは学んでいかねばな。

ふざけた性格の僕には注意せねばならん内容だ。

あまり相手に不信感を与えてはいけないしね!

 

 

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地域同士の張り合いに付いていけない(付いていかなくて良いのだけど)

 

何処の土地にもある事かもしれないんだけど、地域同士の対抗意識が首都圏よりも強い長野県。

 

有名なのは長野市VS松本市。こういうのは何処の都道府県にもあるよね。

でも実は同じ市町村の中でも争いがある。

 

例えば松本市なら国道19号という大きな道があるんだけど・・・

その西側と東側で争ってる人々がいる(;・∀・)

 

例えば大町市だと出身の中学校が西か東かで争ってる人がいる・・

しかも大人になってからも( ̄▽ ̄;)

 

地元に愛着を持ちすぎないってのがポリシーな僕には、これは全然付き合いきれない。

けど彼らは本気で言い争ってるの。仕事中だとしても。

 

安曇野市なんかも色々ある。

色んな村や町が合併して完成した安曇野市なので、元〇〇村だ、元〇〇町だとかで張り合ってるの。半沢直樹を思い出したよ。〇〇銀行出身だとか▽▽銀行出身だみたいな。

 

でもきっと彼らにはそれが大切な事なのだし誇りなのかもしれない。

 

けれど僕はその価値観に付いていけないので、〇〇村の仕事はしたくない的な話になったりすると、そういった人々の主張が面倒くさくて(笑)

仕事は仕事。任務には私情を挟まずに遂行しろよってのが僕のスタイルなので・・。

 

僕ね、地球に存在する全ての地域争いの事を下らないと思ってるの。

たった70年~100年程度しか無い人生、地域なんかに縛られずに楽しく生きようよって思ってたけど、その地域出身という誇りが大切な人達がいるのだと知ったよ。

 

 

でも仕事的に一言。

仕事中は地元愛なんかよりも任務遂行を優先して。

以上。

 

 

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めっちゃ人口減る予定!!

 

これは日本の殆ど全ての地域で共通してる話だけど長野県もなかなか凄い。

2023年12月時点で県民は約200万人。

それが約25年後の2050年には158万人になってるって!!( ゚Д゚)

 

28年で40万人減るんじゃん!!

 

で、そういう展開だから、今のうちに仕事も重要顧客をGETしておかないと、ヤバイわけ。

だから、今はメインの事業がうちの事務所の売り上げの99%を占めてるんだけど、新しい事業も展開していかないと将来、大変な事になると感じてる。

だから本当はメイン事業に集中したいけれど、サブの事業を起こさなくてはいけない展開になって、これが苦労してる。

だって人口減っていく中で新事業を立ち上げるのってキツイもん。

しかも営業なんかやったことないし。

 

これが首都圏なら大きな会社に所属して、営業は営業、技術は技術がやる展開だと思うけど、田舎の中小企業なんて全て自分でやらなアカンの。

 

それが辛い。

でもそれがいつか「楽しい」に変わる様に、一歩一歩進んでいきたい。

これが苦労するのは分かってはいるけど避けられない。

 

 

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終わりに

 

こう書いてみたけど、今の段階で本当に大変な事はあまり無い。

楽しく信州生活を送ってる。

だけど地元に残してきた親の話と、新事業を起こさないと会社がどうなるか分からない話は、いつか避けては通れない話になってくる。

 

今はまだどうしたら良いのか分からない事も多いけれど、少しずつ進んでいくしかないよね。

 

てな訳で、今回の移住レポートはネガティブ要素に絞り込んで書いてみました。

次回は食事(郷土料理)などの話にでもしてみましょうかね!

 

 

ある日の松本市の風景



 

 

 

 

 

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