2023年1月19日。
首都圏から長野県松本市へと移住して4年が経過しましたっ!!
移住4周年というのは4年に一度じゃない!
一生に一度だっ!!
うーーん、大きく書いてみたけど意味が1ミリも分からん(;・∀・)
滑り倒してる。
住み始めて2年くらいは数ヶ月に一度ペースで移住レポートをしてたんですが、今回は何と1年半ぶりのシリーズ最新作ですよぉ~!(笑)
さて今回のレポートメニューはこちら!
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改めまして、移住プロフィールをちょっぴりと。
もしも現在、首都圏などから長野県移住、松本市あたり移住を検討している方がいたら参考になるかもしれないので久しぶりに移住プロフィールを書いてみます。
「移住4年経過の感想」はその後に書くから移住理由を知ってる人はそっちへ進んじゃってっ!!
別に長野県も山もウィンタースポーツも好きじゃないけど移住ッ!!
まず、多くの長野県移住者と違う点は・・・
- 別に長野県が好きな訳じゃなかった。旅行先の候補にすらした事なかったし。
- 山登りは高尾山くらいで十分。登山とか興味あんまり無い。
- ウィンタースポーツ興味なし。19年くらいやってなかった。
- アウトドア興味なし。テント泊は学生の時に名栗渓谷と宮ケ瀬で2回だけ。
- 出来たら地方には住みたくなかった。都会で舞台の仕事好き。
じゃあ何で地方である長野県なんて移住したんじゃ!!!
ってなるけど、それはたった1つの理由。
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長野県 松本市出身の方と・・
結婚したから!!
それ以外に移住の理由は何もありません。
奥さんの出身地で暮らした方が、奥さんの心が安定するかなって思っただけ。
地方移住に夢なんて持ってないし、古民家に住みたいとか無いし、カフェ開いたりフリーランスになりたいとかも無く、会社員として移住&転職したわけです。
てことで2016年4月に松本市移住を実行したものの、ブラック団体に就職してしまい鬱病になり東京に撤退。
2年間、日本橋で働いて技術とお金を溜め込んで、信州移住リベンジと題して2019年1月19日に再度移住しました!!
さてさて、こんな「前向きではない移住」をして4年。
特に好きでもなかった長野県に対する気持ちはどうなったのか・・・
ここに書きに越しておこうと思いますっ!!
長野県に4年住んでみて
地方で会社員になってみて
長野県松本市で中小企業の会社員(本社は東京都)として働いてみると、最初の頃はやっぱり車通勤にビックリ。
だって首都圏は基本的には電車通勤じゃん?満員電車じゃん?
あの痛勤と呼ばれる時間が無くなったのは本当にストレスフリー!!
もちろん松本駅前とかだと電車やバス通勤の人もいるけれど、都心の込み具合に比べたら楽々快適生活。まあ雪の日はバス全然来ないけど・・・( ̄▽ ̄;)
車の運転が苦じゃなかったから、音楽聴いたりラジオ聴いたりしながら通勤出来るのは最高!
しかもね、冷房も暖房もコントロール自在じゃん??雨にも濡れないじゃん?ストレスフリー!
地方出身の人にとっては当たり前の事かもしれないけれど、これだけで寿命が伸びるくらいストレス減るのよ!マジだよこれ盛ってないってばよ!
ただ、しっかりと考えなければならないのは雪対策。
首都圏ではそんなに気にしなかったスタッドレスタイヤなどの装備は、慢心することなく準備した。やっぱり慣れてない天気は怖い。
地方では、現場や営業先に車で行く事もある仕事もかなり多いから、多少の雪が降ってたって安全に運転するスキルが必要になってくるんだよね。
松本市街地から少し離れるとこんな場所もあるわけで・・・
だけれど、壮大な自然や、歴史ある文化財を見ながら現場へ向かったり、長野県各地の美味しいランチスポットや温泉施設などを、仕事の合間や帰りに体験できるのは地方ならではの魅力!!
その出会う全ての景色が都会とは違って新しい日々、新しい時間、新しい経験になった気がする。今までと別の地域の文化や風習を知るのが楽しいんだよね。
それと、都会で得た経験と、地方で得る経験は別の時も多くて、価値観が違うからそれが原因で苦労することもあったけど、4年も経てば、どちらでも通用するスキルと知識が身に着いた。・・と思う。
もしかしたら、地方移住や上京みたいに、大きく土地を替えて暮らすというのは、物凄く幅広い価値観でお得に人生送れてるんじゃ・・・って感じる様になったよ。
あれ?もしかして長野県に移住して良かった??
※都会の価値観をそのまま地方に持って行くのは無しね。それは反発起きるから。地方の人が価値観を変えずにそのまま東京来たら全く通用しないでしょ?それと同じ※
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松本と東京都は意外と近かった
松本に住む前、自分で「地方移住」とか言っちゃうくらい、東京都と松本市は遠いと思ってた。
でも実際は松本市と東京都の八王子は大体190kmくらい。
車だと3時間かからないし、電車だと特急あずさで2時間ちょっと。
※長野県で言うと飯田駅→野沢温泉村くらい。県内で済んじゃう※
松本市から新宿辺りで220kmくらい。横浜だと230kmくらい。
これが慣れてくると意外と近い。
八王子駅から松本駅なんて特急あずさだと、ビール飲んでちょっとウトウトしてる間に到着しちゃって寝ぼけて慌てたりしちゃうもん!
近っ!!!
これは移住者の誰もが嬉しい誤算なんじゃなかろうか・・・。
そこまで遠くもないのに東京都とは全然違う風景で暮らせるというのは大きい魅力。
新幹線エリアの人なんてもっと早く東京駅と行き来できるから2拠点生活しているフォロワーさんもけっこういるし。
個人的には、都会に残してきた親のところへ気軽に帰れるのが良い。
地方移住に躊躇する理由の一つに、いずれ必ず考えなくてはいけない「親の介護」があるはず。
僕は実質一人息子だし、親は母しかいないから、松本と神奈川県が3時間かからずに行き来できるのは本当に助かった。
この「親の介護などのために何時でも数時間で帰れる」というのは移住支援の担当さんの頭に無い場合が多いので、移住する際にきちんと計算しておくのを勧めたい。
『いつまでも あると思うな 親と金』
あとやっぱ時々は都会に行きたいしね(笑)
って事で、あれ?やっぱり長野県に移住して良かったんじゃ??
地方移住+転職 40歳って不安だったけど・・・
移住前に最も心配だったのが年齢。
実は松本移住時に僕は40歳。(今44歳。ひいっ!!)
都会じゃ35歳過ぎると転職キツイって言うじゃん。
40歳で転職なんていうと入れるとこ無くて人手不足のブラック企業になるかもなんて考えちゃうじゃん。
しかも誰も知り合いの居ない地方でやるのって怖すぎじゃん??
4年暮らしていると色んな企業の実情が見えてくるんだけど・・・。
地方の方が年齢重ねてても転職しやすくね??
都会にはさ、全国からやる気のある若手が集まってくるんだよね。
みんな「一度は地元を出て都会で暮らしてみたい!働いてみたい!」っていうパワーのあるヤツらだよ。パワーなきゃ地元出れないもん。
だから35歳過ぎると、スキルと人脈ある人は別として、なかなか転職が難しいじゃん。そんなパワー溢れる若手と争って入社目指さなくちゃいけないんだから。
ところがだ。
地方・・・長野県の場合は、若手が足りないんだよ。
年配の社員さんがごっそり抜けても、同じ数だけの若手を入社させられないんだよ。
そうすると、少し年齢重ねた35歳~40歳でも普通に募集OKになってたりするんだよ。
転職サイト見てみ?実感するから。
もちろん40歳で新しい業種に就く場合は、プライドを捨てて1からやり直しだし、それなのに年齢による経験と威厳を求められるし、正直言うと「東京から来たのに大したことないな」っていう王道フレーズ言われてる人も見た事ある。
僕も過呼吸になるほど苦しんだ日々もあったけど、4年経った今なんかチーム最年少で所長になってるし、現場の帰りに温泉入ってるし、なんなら今回のこの記事だって、県内出張中の長野市のJALシティホテルで書いてるっつーの。
てな訳で働き方は変わったけど、楽しく働いてるな。
あれ?やっぱり長野県に移住して良かったんじゃ??
夢も目標も無くたって。
地方移住して4年。
ただの日本国内のお引越しで、夢も目標も無くても良いんじゃないかって感じる様になった。
もちろん、夢も目標もあった方が芯が通った活動が出来るし、キラキラと輝いていてカッコ良い。
けれど、自分や家族を守りながら、のんびり日々生きていくのも良いんじゃないかなって思った。
世の中は多様性を重んじる時代。(僕は子どもの頃からこういう時代を待ってた)
色んな考え方を持って移住して良いと思ったの。
別に何も夢も無く移住したって良いと思うし、
何も目標が無く移住したって良い訳だし、
意識高くなくたって、住んでから偶然何か見つかれば良いかなって。
家族とのんびりとか、美味しいもの巡りとか。
ドライブとか温泉とか、地域のスポーツチームの応援とか。
っていう感覚に4年でなりました。
あれ?
4年前は「長野県に興味ない」はずだったのにね。
いつの間にか「ここ良いトコだぜ」的な考えになってる。
不思議なものだね、人間の感性って。
そういえば職場とか、奥さんの親族とかにちょくちょく言われる言葉がある。
「ゆうきさん、長野県生活、楽しんでるよね~」
てことで、色々と変化もあったので松本移住シリーズ、シーズン2って事でちょくちょく復活していこうと思います。
ではまた次の機会に!!
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