2019年1月に首都圏から長野県松本市に移住してきた僕による、2か月に一度の移住レポート。
今回はとても細かな話で「居酒屋に行く機会がない」というどーでも良いテーマ。
コロナ流行という要素を取っ払って書きます。
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お仕事の仲間と飲み屋に行かなくなる理由
まあ、お仕事後に仲間と飲みに行きたい人と、なるべく行きたくない人、それと、行きたいけど一人で行きたい人などがいると思います。
「今日、ハードな仕事だったねー!」
「いやあ、一杯やりたい気分っすよ!」
「おおいいね!じゃあ・・・行っちゃう??」
「いいっすね!飲みましょう!」
なんつー会話は、松本で言えば条件が必要になってくる。
①車通勤ではない
②飲み屋がある地域で働いてる
これをクリアせねばならない。
僕は首都圏に住んでる頃は、舞台業界にいる時は大きな仕事後に飲んだものでした。
最後の数年は一般事務のサラリーマンに近い職種だったので、サラリーマン気質の飲み会があんまり好きじゃないので、すっかり居酒屋からは足が遠のきました。
※今日は無礼講ですが~とか言いつつ最初と最後に挨拶が入るパターン‥ツマラン
なので松本に来ると飲み会が首都圏より激減するので、それについて書いてみる。
飲み会が減る理由1 車通勤
例えば・・・
松本駅前で働いていれば居酒屋なんてたくさんある。
大衆的な飲み屋から、立ち飲み、ワイン&肉バー、焼肉、日本酒&蕎麦、居酒屋集合施設・・・
東京の雰囲気でいうと中央線の荻窪あたりとか、京王線の千歳烏山あたり的な空気感を持った路地も多い。
神奈川で言うと本厚木とか茅ケ崎的な感じか。
なので松本駅前で働いてる人たちは、お仕事仲間で飲みに行く機会も多いらしい。
首都圏や中京からの出張組も駅前でホテルを構えている事が多いから、松本駅前の居酒屋は賑わっていたりする。(今回はコロナ流行は考慮しません)
ここで一つ考えてみてほしいんだけど、松本駅前っていうのは長野県中央部で最も栄えた街。
なので土地代も高いわけ。
そんな理由もあり、駐車場をドドンと用意している企業は少ないため、車通勤は地方なのに少ない。
路線バスで通える範囲に住んでいる人。
電車通勤している人。
住んでる家から最寄りの駅まで車で行って、そこから電車で松本に来てる人。
などが多かったりするんです。
そもそも駅前エリアは大企業の松本支店が多い影響もあり、数年単位の出張組もとても多い。
だから都会の仕事スタイルのまま働いてる人もいるため、仕事帰りに居酒屋というパターンが多く生まれている。
ただこれが、松本駅前を離れるとどうなのかという話。
僕がよく行く仕事場近くの風景というと・・・
こんな感じの場所で働いてて、飲んで徒歩で帰れると思う??
いや、こういう風なエリアでも居酒屋は探せばあったりするんだよね。
でも徒歩では帰れないよ。
なんでかっていうと、こういう地域で働くということは、ほぼ間違いなく車通勤だからだよ。
家もこういう感じの場所に住んでる人もいるから居酒屋と家を移動する手立てが無くなる。
運転代行とかタクシーとか頼む事になるけど、そんな代金払ってまで飲みたいかと言ったら、収入の多い人は別として、大体の人は「今日はいいや」となる。
僕もそうで、飲みたいなと思う日があっても、車通勤で郊外なので、家飲みしか頭に浮かばなくなってくる。
(自宅近くに居酒屋ある人は別だけど、うちは無い)
みんなでお仕事終えてだ。
楽しい仲間と一緒に駅までの道すがら、良い感じのお店を見つけて。
一緒に笑い合ったり、悩みごとを聞いたり。
そんなのは、なかなか無い。
ドラマでそういう場面を見ると、懐かしい思いがする。
あれって、結構良かったのかもなあって。
飲み会が減る理由2 直行直帰の職種も多い
長野県はとてつもなく広い。
その長野県のどの程度の範囲を仕事のエリアとしているか。
松本市だけか。
中信地区全体か。
長野県全域か。
甲信越まで広げているか。
これによって状況は変わるけど、僕は長野県全域がテリトリーだ。
こういう広範囲なお仕事はけっこうある。
工場やサービス業であれば一か所に長年勤める人も多い地域なんだけど、
得意先を回るとなると同じ長野県でもやたらと遠い場所へ行く事になる。
松本から軽井沢へ行くとなると高速道路を使っても2時間。
北は飯山あたりまで。南は飯田あたりまで。
連日行くとなると同じ長野県内でも宿泊したくなる距離だ。
いや、実際に県内で宿泊現場もみんな多いと思う。
その距離でさ。
じゃあ例えば定時の17時にお仕事終えてさ、
松本営業所に帰るために100キロ以上の道のりを高速道路で帰って来てさ、
事務所で残務処理やらなんかしてから居酒屋行く??
21時過ぎてるっつーの。
首都圏に居ても21時過ぎスタートの飲みって次の日を気にするでしょ?
地方に来ると、21時って深夜近いイメージを持つんだよね。
特に長野県全域を巡ってると、村とかも多いから。
そういう気持ちが芽生えている人がたくさんいるので、自然と飲み会は減る。
ちょっと寂しい気持ちもあるんだけど、全域巡る人で仕事後に飲みに行く人は少ない。
どちらかと言うとサービスエリアや道の駅で、美味しいもの巡りする人が多い。
というわけで良い点も寂しい点もある
そういう訳で、首都圏から松本へ移住してきた際、飲み会ねーなーーってなる職種も多い。
でもさ、居酒屋で飲みって楽しいじゃん??
それをライフワークに残しておきたいのであれば、近くに居酒屋がある場所に住んじゃうってのも手だと思うんだよね。
市街地へすぐ行けるっていう場所とかでも良い。
飲みが好きじゃなければ、それを避ける事も出来るわけで。
せっかく環境変えて地方移住するんだから、そういう部分もちょっぴり頭に入れておくと、目指すライフスタイルに近づけるかもしれないかなと。
そんな事を「逃げ恥」とか「MIU404」を観ながら思ったので書いてみました。
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次回予告
さて、信州移住レポートは2か月に一度なので、また少し空きますが・・・
ブログ、次回からは・・・・
実に久しぶりに・・・あれをやっちゃいます!
とことこ信州シリーズです。
結果的に20km近くも歩く、過酷な散歩となります。
お楽しみに?!
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