レンタサイクルで行く、しまなみ海道縦断の旅。
第3話です。
↓前回
しまなみ海道とは!!
(ウィキペデイアから拝借)
しかしこれはクルマで進んだ場合の話。
自転車の場合は、島を繋ぐ橋だけはこの大きな道を進みますが、橋以外の行程は車道とは別の道を走ることになります。
その距離、最短を進んでも約70キロ!!
今回の行程は寄り道や宿泊の事も計算すると、約100キロの行程です!!
100キロ・・・
それを自転車なんて普段からほとんど乗らない僕が3日間かけてゆく旅です。
まず先に「しまなみ海道」について知ると、今回のシリーズがもっと楽しく感じるかもしれませんので、わかりやすいサイトのリンクを貼っておきます。
約100キロに及ぶレンタサイクルの旅。
まずは自転車を借りるところからスタートです。
広告
5月11日 12:30 広島県尾道市 尾道駅前レンタサイクルステーション
この旅の相棒となるレンタサイクルを直感で借りました。
爽やかホワイト&ライトブルーの7段変速!!
これはカッコ良い!!
僕は普段、自転車なんて乗りません。
なんだかよくわからず、色合いだけで写真の自転車に決めました。
これで本州を離れ、瀬戸内海を渡り、四国上陸を目指します!
初めての7段ギアを見てテンション上がりながら漕ぎ始める僕はしかし!!
この後24時間以内に訪れる、素人には厳しい苦難の連続など想像もしていませんでした・・・。
とはいえ、まずはお腹を満たしてパワーを得たいと思います。
尾道ラーメン「ゆーゆー」で絶品ランチ!
尾道の商店街にひときわ目を引く大和湯の建物。
どうやら、ここは食事処の様です。こちらで昼食にしようと思います(^-^)
こちらはお店の中もレトロで素敵です!!
「ゆーゆー」というこちらは本当に銭湯だった場所だとのこと。
そこをお土産屋さんとカフェという改築をしたのだとかで、これまたオサレであります。
そんなゆーゆーサンでいただく昼食はこちら。
金ごま尾道ラーメン(*^▽^*)
ごまの風味と醤油ラーメンがバッチリと合う、ベリー美味いラーメン(^-^)
これ近所にあったら常連になるわあ!(^^)!
パワーも充電したし、尾道を出発します。
尾道をスタート!向島へ渡る!
こちらへは車なら橋で渡れますが、自転車はちょっと危ないとHOLIDAYで知り合った”つぐみサン”が書いていたため、ほとんどのサイクリストが選択する、フェリーで渡ります。
尾道水道を小さなフェリーがやってきます。
いかにも地元の人の大切な足となっている感じです。
最初の島へ・・・
島・・・・つまり今渡っているここは川ではなく、海です。

振り返ると、先ほどまで歩き回っていた尾道の山と寺たちが段々と小さくなっていってます。
船はほんの数分ですぐに第1の島、向島に到着です。近い!!
ここが向島。
なんともレトロな入口の雰囲気です。
昔、「あした」という大林宣彦監督が作った映画に舞台となったバス乗り場。
今では向島の入口のシンボルとなっている様子です。
さて、自転車を颯爽と漕ぎ出します。

長閑な島道をスイスイと進みます。
道路に青い線が引いてあるのがわかります??
何処かに書いてあったわけじゃないんだけど、間違いなさそう。
向島は、意外とスーパーやら大きな病院やらホームセンターなどもあって、島にいるとは思えない雰囲気。
一つ一つの島って、あっという間に過ぎ去るイメージなのかと思ってましたが、意外と距離のあるものの様です。
てか、もう既にそれが誤算だったりして(・_・;)
ちょっと曇ってきましたねえ・・・
(これが初日の行程を一気に7~8キロ近く増やす事となるのですが。。。無知)
まだまだ余裕!ちょっと寄り道気分で岩子島へと!
ここで、この旅の重要なポイントとなる事柄を書いておきます。
島と島を結ぶ橋は、下を船が通れる様にするため、少し高い位置に設置されています。
そりゃそうです。つまり、橋を渡るには、橋の高さまで登らなくてはいけません。
大事なことなので、もう一度書いておきましょう。
橋を渡るには、橋の高さまで登らなくてはいけません。
これを皆さん、頭によーく叩き込んで、今回のシリーズをお読みくださいませ。
当然、この赤い橋も、ゼーゼー言いながら時に歩き、時に漕いで橋の高さまで登り、渡ったのでした。
ちょっとした集落を越えると・・・
気づけば海沿いの小さな道に。
ちょっと迷ってしまいました。
対岸が本州。
そして海沿いから離れ、島の中央部分に進んでしまいました。
何だかもうグーグルマップで地図を見ても現在地がよくわかりません。
誰の気配もない集落を、自転車で進んでいく。
地元の人も見当たらないし、レンタサイクルで旅している人も見かけない。
ん・・・。
そういえばレンタサイクルを走らせている人、スタートからここまで、見かけてないなあ・・・(後の伏線)
こうなってくると、未知なる土地で曇り空というのが少し不安を駆り立てます。
そして写真の右奥の道を進んでいくと・・・
うわ・・・・出た。
トンネル・・・ 一人で曇り空のこういったトンネルはね・・・
こわいんだよ。ほんとにさ(・_・;)
それでも意を決して通り抜ける。
中はやたらとひんやりしていて恐ろしいっ!!!
すると島の海岸に出ました。
岩子島の西には厳島神社があった
厳島神社・・・!!!
誰もいない砂浜にこんな立派な鳥居が・・・。
岩子島の西の海岸にはこんな場所が存在していたのだ。
真夏以外で観光客が訪れる事などほとんど無いのでしょうか。
人の気配が全くない。
なんとも神秘的な空気のする場所です。
さっきのトンネルをもう一度通る勇気が無いので、島の外周を大回り(笑)
岩子島の外周は多少のアップダウンがあり、これまた息切れしながら進んでいきます。
僕の目に飛び込んできたもの。
それを見て、思わず声を上げました。
さっきの赤い橋みたいなものを想像してたのだけど・・・
↓さっきの赤い橋
実際に僕が見たものは・・・・
な!!!! なんだあの!!とんでもなくデカイ橋は!!!
近くのちょっとした山と同じくらい高いではないか!!!!!
あ、あれ渡るの?!Σ( ̄ロ ̄lll)
橋を渡るには、橋の高さまで登らなくてはいけません。
立ち寄った場所リスト
↓次回へ続く
広告