はじめての瀬戸内 ~しまなみ海道縦断☆四国初上陸の旅~
第10回です。
ここからは京都編の9回を超えて、過去最長の連載となりますが、旅はまだ終わりません(笑)
まるで誰かが演出しているんじゃないかという程、多くの出来事に溢れかえっている今回の旅。
しまなみ海道縦断はいよいよ終盤へと差し掛かります。
↓現在地
5月13日 11:30 愛媛県 伯方島
いきなり現れたのは造船所かな?!
クレーンウォッチングする人が訪れるという伯方島です。
島内にはいくつかの造船会社があるといいます。
写真には収められませんでしたが、とんでもなく大きな船が停泊しておりました。
てゆうかクレーンウォッチングなんてあるんですねえ・・・
さて、多々良大橋から走りっぱなしなので、少し休憩を入れていこうと思います。
多くのサイクリストで賑わう、道の駅「伯方S・Cパーク」にて一息入れます。
みかんが落ちてる砂浜って初めて見た[E:coldsweats01]
遠くにすでに次の橋が見えていて、最後の島・大島がドーンと控えています。
あの最後の大島はヤバイと聞きます。
何がヤバイかって・・・?
えらく辛い道らしいのです。
僕の様な素人サイクリストは四国側から来ると、最初の大島で、しまなみの旅を諦めると言います・・・。
恐ろしい島が最後に控えているもんです・・・[E:sweat02]
しっかしジリジリと暑い[E:sun]
おまけに台風通過による強烈な南風が吹き出しました。[E:typhoon]
何だか厳しい展開が予想されるから伯方の塩グルメでパワー回復とまいりましょう!
塩ソフトクリーム!![E:note]
ちょっとした塩味が効いてて、これはサイコーに美味しいソフトです[E:delicious]
この旅で3本目のソフトクリームです(笑)
てゆうか、ほんの1時間半前に大三島で島みかんソフト食べてるけど(^-^;
それほど・・・暑い[E:sweat02]
ということで、水分も補給しなくてはいけないので、せっかくなのでご当地のジュースを買います。
ミニッツメイド、はちみつゆず。
こういう地域限定品って興味惹かれます!
え?そうでもないですか?僕は単純だからつい買っちゃうんですよね~(笑)
とにかく、暑いのだから水分もしっかり補給しながら進んで行こうと思いますが、
すでに見えている橋には直接は行かないで、伯方島の中を走らせます。
伯方S・Cパークから、しばらく海岸沿いを走らせると、有津という地区に入っていきます。
そこにある伯方ショッピングセンターまで行きました。
まあここもかなりな坂道があったのですが・・・[E:sweat01]
ここの入口にある、イマイ流かぁちゃん亭というお店でランチを買います。
ごく普通のスーパーの様なお店にそれはありました。
防波堤で、割りハシにていただきます![E:delicious]
これは塩味がシッカリ効いてて疲れた身体にパワーが行きわたるわあ!!
ビールとか飲みたくなるようなお味!!
わざわざ遠回りして良かった!!
この辺はベンチとかもほとんど無いから防波堤の路地にベタッと座って食べました。
怪しいですなー(笑)
でも美味しく食べきりました。うまーーー!!!
その時・・・!!!
ぶおお!!っと音を立てて強風がお皿を吹き飛ばします!!
危なく遠くへ飛んでいく前に回収することが出来ました。
「すごい南風だなあ・・・」
これから難所である大島は南へと進むルートなので、苦労するのは明白。
ということで伯方島ではもう少しゆっくりして体力回復とします。
もしかしたら休憩しているうちに強風の時間が過ぎちゃうかもしれないしね!!
島旅も終盤なので、島カフェとまいりましょう。
とても島の店とは思えない洗練されたデザインのこちらはT's Cafe 玉屋さん。
素敵な店内。
しかしこの日は良い天気なせいか、皆さん店内ではなくテラス席にいらっしゃる様子。
せっかくの島カフェなので、僕もテラス席でケーキセットということにします。
旅に出る前から必ず寄ると決めていた島カフェです[E:cafe]
元々は和菓子屋だったいう玉屋ですが、二代目の時代に洋菓子店に。
平成19年、こちらのT's Cafeをオープンさせたとのことです。
ケーキは優しい素材の味がしました。
もし近くに住んでいたら常連になる事間違いなしのカフェです。
そしてここもお店の人に優しさを感じました。
オサレ雰囲気だからそうでもないかと思ってたら、島の和やかさを感じる素敵な人と空間。
うーん、本当に良い旅です。
眩しいね~、瀬戸内の太陽が[E:shine]
さて、いよいよ島カフェでの休憩タイムを終了にして、最後の島・大島へと向かおうと思います。
カフェの外に出ると、風は強いまま[E:typhoon]
日差しはジリジリと強烈[E:sun]
待ち構えるは橋を渡る辛い坂道[E:upwardright]
さらにここで、ついに牙を向くのが、2台目の自転車[E:bicycle]
これまでよりも20キロ以上も走行距離が長いため・・・そして前日までのダメージにより、お尻が痛くなってきました[E:crying]
自転車用パッド付きのズボンを履いているものの、この伯方島あたりから痛くなってきたのです。
こうした厳しい条件が重なる中・・・
いよいよ過酷だと評判の大島へと向かうのでした・・・